こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
早速、昨日国内で発表されたソニーの高級コンデジ「RX100M6」をソニーストア大阪で触ってきました。
まさかのRX100シリーズに高倍率ズームを搭載してくるとは思ってなかったです。
自分的にはM6は、望遠側が100mmくらいになってF2.8くらいになると思っていましたが、200mmまで伸ばしてきましたね。
追加
発売日に購入しました!
第一弾として夜景を撮った記事をアップしました!
先日の発表時に基本的なRX100M6の特徴を書きましたので、基本的な事は下のリンクから見てみて下さい。
→ソニー RX100M6発表!高倍率ズームと世界最速AFを手に入れた、最強のコンパクトカメラ
↓RX100M6を予約しました!
↓こちらに一緒に購入したいアクセサリーをピックアップしました!
今回の記事では、実際に本日7日からソニーストアにて先行展示が始まっているので、触ってみた感想を書いておきます。
※2018.06.12 F値の変動を更新しました。
RX100M6の第一印象
ちょっと太った??
実機に触れてみて最初に思ったのが、サイズがコロンとした印象でした。厚みのみM5から僅か1.8mm増ですがちょと太ったかなと言う印象を受けました。
ピントが外れていますが笑 右がM6で左がM5です。
手前がM6で奥がM5ですが、よく見てもどの部分が奥行が増しているのか分かりにくいですが、スタッフの方曰くレンズ周りだそうです。
ジーンズのポケットには厳しそうですが、ゆったり目のパンツのポケットには納まりそうです。
あと高倍率ズームのおかげでレンズが伸びたので、高倍率ズーム搭載のHX90V(焦点距離24-720mm)のような印象を受けました。
レンズを正面からみたところですが、印字方法も変わっています。
ちょっと太ったと外観面の印象をお伝えしましたが、実際に触れてみてこの記事の最後にも書きましたが、RX100シリーズは前モデルも併売されていて、機種によって特徴があるので新しい機種を買う必要がないという印象を感じました。
RX100M6の気になるところ
自分がRX100M6の気になところを中心に試してみたので書いておきます。
画像処理エンジンが新しくなった
RX100M6はセンサーは従来通りと同じですが、画像処理エンジンBIONZ Xと最新の高速フロントエンドLSIがミラーレス一眼のフラッグシップのα9と同じものが搭載されているとのことです。
これにより高解像度やAFの高速化が可能になっているとの事です。
NDフィルターは非搭載なので・・・
RX100M6からはM3から内蔵されていて便利だった内蔵NDフィルターが搭載されていないので、フィルターアダプターでもつければいいやと思っていましたが、今回のレンズ規格はどうでしょうか?
→RX100M4(M5,M3)にフィルターを取り付けてさらに便利に 純正「VFA-49R1」
かなりフィルターアダプターを取り付ける幅が狭いんですよね。新しいアクセサリーとして出るかサードパーティ製から出るか、動画やタイムラプスを撮ったり長時間露光を撮ったりするので、なんとか解決したいですね。
F値の変動は?
レンズの規格が変わり、「24-200mm F2.8-4.5」へと進化したわけですが、自分が気になっていたのがF値の変動です。
実際に試してみた結果は以下でした。
焦点距離 | 開放F値 |
24mm | F2.8 |
25mm〜 | F3.2 |
30mm〜 | F3.5 |
40mm〜 | F4.0 |
110mm〜 | F4.5 |
いきなりズームして25mmでF3.2になります。その後40mmでF4.0へ。
そのままF4.0である程度頑張ってくれると思ったのですが、100mmでF4.5へと変わりました。
正直、70mmくらいまではF2.8で頑張って欲しかったです。
再度、ソニーストアで試したところ110mmでF4.5に切り替わりました。
(急いで調べたので多少の誤差はあるかもしれませんので参考程度に)
結局、開放がF2.8でもすぐにズームしてF値が変動すると、暗所での手持ち撮影ではISOを上げて撮影しなしと手ブレが発生してしまいます。ISOが上がると言うことは、写真がザラザラになっちゃいます。
まあ、このコンパクトなボディにもっと明るいレンズを詰め込むのは難しいのではと思いますので・・・新しい画像処理エンジンがどこまで期待に答えてくれるかは楽しみです。
(このF値の変化は初代RX100とかもズームするとF1.8からすぐに変わるので、この機種に限った事ではありません。)
ズームのスピードは2パターン調整可能
ズームのスピードはRX10シリーズでも採用されているように、標準と高速を選べます。
あとズームレバーの形状が変更になっていてズームしやすくなっています。
望遠200mmの最短撮影距離は100cmです。(ワイド側は8cm)
タッチパネル
RX100シリーズ初のタッチパネル採用です。
タッチシャッターかタッチフォーカスのどちらかを選択して設定します。
液晶が下方向に90度傾く
今ままでのRX100シリーズは下方向に45度でしたが、M6は90ど傾きます。ハイアングルがより撮りやすくなります。
ローアングル時の液晶の動きも変更になっています。
ドット数が下がった液晶ディスプレイ
液晶のドット数が従来機より低くなっていますが(M6は約92万ドット、RX100M5は約123万ドット)、これはミラーレスのα7IIIと同じようにホワイトマジックの採用をやめたからとの事で、見え方自体ほとんど変わらないとの事です。
ソニーストア内(室内)では特に不満は感じられませんでした。
追記:書き忘れていましたが、α6500のように液晶を傾けた時はEVFのセンサーに手などを近づけてもEVFに切り替わらない仕様です。
AFは速いよ!
AFは0.03秒と1型センサーではRX10M4と同じく世界最速を誇っています。
実際にシャッターを押してからの合掌はめちゃくちゃ速いです。望遠側でもかなりのスピードが実感できました。
フラッシュは天井バウンス可能
今回のRX100も上むきにフラッシュが向いてくれます。
ワンプッシュのEVFは便利
RX100シリーズといえばM3から登場したポップアップ式のEVFです。
これが今回はワンステップで起動可動になりました。慣れないうちはやっぱり前モデルの様に引っ張ってしまいます。
収納もワンステップで可能です。
見え方もM5やM4と同じく見やすいです。
PLAYMEMORIESカメラアプリは非搭載・・・
PLAYMEMORIESカメラアプリは最近のソニーのカメラでは当たり前の様にRX100M6にも非搭載です。
スタッフの方になぜ搭載されていないか聞くと「需要があまり無い」からとの事です。。。笑
タイムラプスを撮る自分はかなり需要があります。
そして、今日の先行展示を見に来てた人もタイムラプスは欲しいと意気投合して話し込んでしまいました。
他のメーカーにタイムラプス機能はほとんど付いていて、iPhoneでも当たり前に撮れるのに、ソニーのカメラにはタイムラプスが無いなんて・・・
タイムラプス機能だけでも本体に内蔵して欲しいです!泣
自分は仕方なくRX100M6のために、タイムラプスが可能なタイマーリモコンを今日ポチりました。
まだ、リモコン使ったタイムラプスは経験したことないので上手くいけば紹介します。
動画は試せてません・・・
展示品のためにメモリーカードを入れての撮影が不可だったので、4KHDRや動画のAFは試せていません。
購入後に最初にテスト動画をしたいです。
RX100M6のメニュー
RX100M6のメニュー内のカメラマークの部分だけですが撮ってきました。
気になる方は画像をクリックして見てみて下さい。
最後に
実際にRX100M6を触ってきた訳ですが、外観は従来機とほとんど変わらないですが、レンズが一新して高倍率ズームを手に入れた事で使い方は全く別物の機種になってしまった感じがします。
そのため、標準ズームで明るいレンズがいいと言う人はRX100M5を選び、さらに望遠が欲しい人は今回発表されたRX100M6が選択肢に入ってきます。
今回のRX100M6の発表で、RX100シリーズの選択肢が増えたと言った感じで、望遠に興味が無い人はM5以前の機種で十分だと思います。
最近、M4が故障して、初代RX100を買い戻しましたが初代でも写りが十分です。
↑RX100で撮った夜景(インスタアカウント @yuu_u1)
初代RX100にオプションを付ける感覚で選択
RX100シリーズの購入イメージは、初代RX100を基準として、オプションを付けるという考え方で購入すると買いやすいですね。
ファインダー付きで写真撮るだけとなるとM3。
それに付け加えて4kも欲しいならM4。
望遠がもう少し欲しいならM6。
オプションを付けることでもちろん価格が上がる。#rx100M6 pic.twitter.com/ZfX85Klpqf— Yuu(Blog photographer) (@yuu_u001) 2018年6月8日
個人的には、ここまで機種が増えた今は、初代RX100を基準にオプションを付けるイメージで購入したらいいと思います。
例えば選び方としては、初代RX100はファインダーが無く液晶は固定なので、ファインダー付きで液晶が可動して欲しいけど写真だけで4K動画まで必要無い人は、3代目のRX100M3で十分な訳です。
(RX100M3のみ2018年6月8日(金)~2018年7月29日(日)の間に新品で購入された方は5,000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。)
このRX100シリーズは1型センサーと言う従来のコンデジよりも大きなセンサーを搭載していて、もちろんスマホよりも大きいセンサーなので暗いところにも強いしある程度の条件が揃えば背景を一眼みたいにボカす事も可能です。
夜景などの写りは下の記事を参考にしてみて下さい。
→高級コンデジ「RX100M4」は軽くて小さいけど、一眼並みによく撮れる
RX100シリーズは新しい機種じゃなくていい!
RX100シリーズは古い機種も全て併売されていて、古いからと言って綺麗な写真が撮れないと言う印象は全くありません。(もちろんセンサーは変わってきていますので多少の写り等の違いはあります)
それぞれの機種に特徴があり、あえて新しい機種を選ぶ必要は無い感じがします。
そのためRX100シリーズは6種類も出揃い自分がどんな風にカメラを使いたいかで選ぶと言う選び方が一番だと思います。
↓それぞれどんな機種かもう少し詳しく知りたい方は以下の記事を参考に。
と言う事で、RX100シリーズはコンパクトなポケットサイズに望遠レンズを手に入れてしまい、この機種一台で旅は軽量になり、風景を広く撮り遠くのものは近くに写せて動画も美しく残せると言う、結局は新たな欲張りなカメラがさらに選択肢に入ったと言う訳です。
結局はRX100シリーズが大好きなので、ミラーレスは普段はほとんど使わない人になってしまったのでRX100M6は購入します!
コンパクトサイズのRX100M6で200mmの世界を切り取る事を想像すると、楽しみでしかない。
1型センサーで200mmのF4.5は、いい圧縮効果と程よいボケが得られそう。写真は初代rx100の望遠寄りの100mm付近で撮った写真です。F4.9です。#rx100M6 pic.twitter.com/VpLzrCi3Wh
— Yuu(Blog photographer) (@yuu_u001) 2018年6月7日
↑RX100の100mm付近のF4.9で撮ったストリートスナップ。これ以上の面白い切り取りが出来ると想像すると楽しみでしかありません。
このコンパクトで普段使いの写りには申し分無いですからね。ポケットや小さなカバンに忍ばせておけば、殆どの写真は撮ることが可能ですから。
早く発売されて写真や動画を撮りたいです。
発売日は6月22日(金)。価格は14万円前後。
本日12日10時より予約が始まりました。
↓RX100M6を予約しました!
↓こちらに一緒に購入したいアクセサリーをピックアップしました!
RX100M6の展示分商品のレポートでしたが、最後はRX100シリーズ全般についても書いてしまいましたが、本当に前モデル併売されているのでどのような用途でRX100シリーズを使うかで購入を決めると、選びやすくなると感じています。
ざっと、走り書きで雑なレポートになってしまいましたが、気になる点があったらまた書いて行きます。
↓RX100M6の基本的な性能をはこちら
↓RX100シリーズなら一眼並みのこんな写真も撮れます。
滝を滑らかに撮影
長時間露光で夜景を撮影
↓RX100シリーズの比較
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