こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
今回は、いまコンデジ界では主流になりつつ人気の高い「高級コンデジ」のおすすめ機種を紹介します。
この記事以外にも、2018年発売されている高級コンデジをまとめていますが、今回は数ある中からおすすめの機種を紹介します。
高級コンデジに関するニュース
【2018.3.15】
パナソニックが1型センサー15倍(35mm換算:24-360mm)ズーム搭載のLUMIX TX2を3月15日発売!
パナソニック 2018-03-152018年3月15日発売
今回の記事でもオススメしているLUMIX TX1の後継機です。
【2017.10.16】
キヤノンがAPS-Cセンサー搭載 PowerShot G1 X Mark IIIを発表!
2017年11月30日発売
Contents
高級コンデジとは・・・?
ところで…
「高級コンデジってよく聞くけどなに??」
「普通のコンデジと違うの?」
「スマホのカメラで十分じゃない?」
そんな疑問も聞こえてきそうですが、高級コンデジとはざっくり言うと、一般的なコンデジよりもセンサーが大きくて高性能な明るい(F2.8より明るい)レンズを搭載しているコンデジです。ハイエンドコンデジとも言われます。

左:一般的なコンデジ 真中:高級コンデジ 右:スマホなど
センサーが大きいと光が多く入り、暗いところに強く大きなボケも得られます。
そのため、スマホには撮れない写真が一般的なコンデジサイズのカメラで簡単に撮れると言う事です。
自分は、このブログのサブタイトル的な説明にも書いていますが、高級コンデジ(SONY RX100M4)とミラーレス一眼とスマホをフル活用して写真や動画を撮っていますが、使う頻度が高いのは高級コンデジです。

その理由は単純です。
持ち運びが便利なコンパクトなボディで、

自分が使っているSONY RX100M4
スマホでは撮ることが難しい、ミラーレス一眼並みに写真が撮れるからです。
以下はSONY RX100M4で撮った写真です。

夜景も綺麗に撮れる

滝の流れも綺麗に撮れる

カフェでも背景をぼかしてオシャレに撮れる
こんな感じで、スマホよりも綺麗に撮れて、レンズ交換式のミラーレスよりコンパクトで、それに近い絵が撮れる高級コンデジはいつも出かける時のお供です。
そんな、高級コンデジをいつも使い倒している自分なりの目線でおすすめ機種を紹介します。
選ぶときのポイント
・どんな活用をするのか
・レンズ(焦点距離)
・サイズ
・センサーサイズ
・動画性能
・値段
やっぱり、デザインやメーカーの好みも大きいかも…
そんなポイントを言われても、分からないものは分からないと思いますので紹介します。
迷ったらコレ!
ソニー RX100M5
いきなりですが、高級コンデジが欲しくてどれがいいか分からないけど、予算がある方はSONY RX100M5をおすすめします。
高級コンデジ市場に火をつけたと言っても過言でない、高級コンデジの代名詞的カメラのRX100シリーズの最新機種です。
最新技術の詰まったハイスペックなコンデジが欲しい!という方は迷いなく購入してください。
正直、このカメラはほとんどの機能が詰め込まれていて、その機能を使いこなせるかどうかは別として他の高級コンデジにはない強みを持っています。
特徴
・センサー:1型の大型センサー
・レンズ:24-70mm F1.8-2.8の標準ズームの明るいレンズ
・最速のAF速度0.05秒
・高速連射24コマ/秒
・世界最多315点像面位相差AFセンサー
・4K動画撮影でLogでも撮影可能。
・960fpsのスーパースローモーション
・ファインダー搭載
・値段が高い
まだまだ特徴はありますが、とりあえず抑えておきたい特徴は上記の部分です。
値段が高いので、一つの前のモデルの自分が使っているRX100M4もおすすめです。
・【レビュー】SONY RX100M4 ( RX100IV ) を使用した感想。動画も写真も不満なし。
・高級コンデジ「RX100M4」は軽くて小さいけど、一眼並みによく撮れる
コンパクトボディで高画質
ソニー RX100M3
RX100シリーズで、写真重視の方でスマホより綺麗に撮りたいと迷っているなら、三代目のRX100M3で十分な性能です。先ほどのRX100M5は写真も動画にも力を入れている機種です。
以前、この機種も使っていましたので写真だけしか撮らないよという方はこの機種で十分です。
特徴
・センサー:1型の大型センサー
・レンズ:24-70mm F1.8-2.8の標準ズームの明るいレンズ
・ファインダー搭載
・自撮り可能なチルト液晶
レビュー
【レビュー】結局、一眼でなく高級コンデジ『SONY RX100M3』を選ぶ!スマホより綺麗に撮れてミラーレスより身軽に
キヤノン G7 X Mark II
キャノンの1型センサー搭載の代表的な高級コンデジです。RX100シリーズより操作性はダイヤルの工夫で操作しやすい作りとなっています。またタッチパネル搭載のチルト液晶です。望遠側が100mmまであるのも強い味方です。
特徴
・センサー:1型の大型センサー
・レンズ:24-100mm F1.8-2.8の標準ズームの明るいレンズ
・ダイヤル数が多く操作しやすい
・タッチパネル搭載のチルト液晶
・カメラ内RAW現像
キヤノンG9 X Mark II
上記で紹介した、G7 X MIIの薄型で軽量版的なモデルです。
小型化なのでレンズのスペックは劣りますが、画像処理エンジンはG7 XMIIに搭載されているDIGIC7が搭載されており高画質は変わりません。また広角側ではF2.0と明るいレンズを搭載し、タッチパネル液晶も搭載。
ポケットに収まり、スマホのカメラのように気軽さを求めつつ、高画質とコンパクト性を求めるならこの機種がおすすめです。
特徴
・センサー:1型の大型センサー
・レンズ:28-84mm F2.0-4.9の標準ズームの明るいレンズ
・タッチパネル(液晶は固定)
・カメラ内RAW現像
・薄型で軽量ボディ
・ボディカラーにオシャレなシルバーもあり
ズームに強い
パナソニック TX1
パナソニックの1型センサー搭載のコンデジです。今回、おすすめした商品とは少し違いボディサイズはほぼ同じですが、レンズの焦点距離に大きな違いがあります。コンパクトなボディに250mmまでの望遠レンズを搭載しています。
4K動画から800万画素の写真として切り取れる「4Kフォト」や撮影後にピント位置が選べる「フォーカスセレクト」、撮影後に一枚の写真に合成できる「比較明合成」など、失敗が少なくなるカメラです。
これ一台で広角から望遠まで問題なく撮影できるスマホキラーな高級コンデジです。
特徴
・センサー:1型の大型センサー
・レンズ:25-250mm F2.8-5.9の広角から望遠まで撮れるレンズ
・タッチパネル(液晶は固定)
・1型で望遠搭載の高級コンデジとしては、コンパクトなボディ
・カメラ内RAW現像
・不要な写り込みを除去可能
・4K動画撮影
・4Kフォト
・フォーカスセレクト
・ファインダー搭載
ここで少し休憩の比較表
ここまでおすすめしてきた5台のカメラは全て1型センサー搭載でコンパクトなボディが特徴です。
少し、まとめと言う意味で比較表を作っておきました。参考にしてみてください。
※表の幅が広いので、右側が切れて表示されている方は、右にスライドすると表が見れます。またお手数ですが横画面にすると幅広く見えます。
ソニー
RX100M5 |
ソニー | キヤノン | キヤノン | パナソニック | ||
画素数 | 約2100万画素 | 約2090万画素 | 約2090万画素 | 約2090万画素 | 約2090万画素 | 画素数 |
センサー | 1.0型 積層型裏面照射型CMOS |
1.0型 裏面照射型CMOS |
1.0型 裏面照射型CMOS |
1.0型 裏面照射型CMOS |
1.0型
高感度MOS |
センサー |
レンズ | 24-70mm F1.8-2.8 |
24-70mm F1.8-2.8 |
24–100mm F1.8-2.8 |
28-84mm F2.0-4.9 |
25-250mm F2.8-5.9 |
レンズ |
ファインダー | 内蔵236万ドット | 内蔵144万ドット | × | × | 内蔵116万ドット | ファインダー |
RX100M5 | RX100M3 | G7X M2 | G9X M2 | TX1 | ||
AF | 315点
0.05秒 |
25点 | 31点
0.12秒 |
31点
0.14秒 |
49点
0.07秒 |
AF |
マクロ | 約5cm | 約5cm | 約5cm | 約5cm | 約5cm | マクロ |
連射 | 24コマ/秒 | 10コマ/秒 | 8コマ/秒 | 8.1コマ/秒 | 10コマ/秒 | 連射 |
シャッター
スピード |
BULB、
30~1/32000秒 |
BULB、
30~1/2000秒 |
BULB、
30~1/2000秒 |
BULB、
30~1/2000秒 |
BULB、
120-1/16000秒 |
シャッター
スピード |
ISO感度 | ISO 125~12800
拡張25600 |
ISO 125~12800
|
ISO 125~12800 | ISO 125~12800 | ISO 125~12800
拡張25600 |
ISO感度 |
RX100M5 | RX100M3 | G7X M2 | G9X M2 | TX1 | ||
液晶 | 180度チルト液晶 | 180度チルト液晶 | タッチパネル
180度チルト液晶 |
タッチパネル
固定 |
タッチパネル
固定 |
液晶 |
操作ダイヤル数 | 2 | 2 | 3 | 1 | 2 | 操作ダイヤル数 |
動画性能 | 4K/30p
Log設定可能 |
1080/60p | 1080/60p | 1080/60p | 4K/30p | 動画性能 |
スローモーション | 960fps | × | × | × | 120fps | スローモーション |
RX100M5 | RX100M3 | G7X M2 | G9X M2 | TX1 | ||
4Kフォト | 動画撮影中に
切り出し可能 |
× | × | × | ○ | 4Kフォト |
RAW | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | RAW |
カメラ内RAW現像 | × | × | ○ | ○ | ○ | カメラ内RAW現像 |
NDフィルター | 3段分 | 3段分 | 3段分 | 3段分 | × | NDフィルター |
サイズ | 101.6×58.1×41.0 | 101.6×58.1×41.0 | 105.5 × 60.9 × 42.2 | 98.0×57.9×31.3 | 110.5 x 64.5 x 44.3 | サイズ |
質量 | 290g | 299g | 319g | 206g | 310g | 質量 |
価格 | 105,000円 | 68,000円 | 63,000円 | 47,000円 | 59,000円 | 価格 |
ソニー
RX100M5 |
ソニー
RX100M3 |
キヤノン | キャノン | パナソニック |
ソニーのRX100シリーズは高級コンデジ市場の火付け役ともあって、他の1型センサーの機種のスペックを上回る性能を持っていることは間違いありません。
オールマイティーに使うならRX100M5は断然おすすめです。コンパクトなボディに全てが詰め込まれていてオートフォーカスも圧倒的に早くお子様や動き物を撮るのにも適しています。
また操作ダイヤルが多く操作しやすいのはキヤノンのG7X M2です。逆にシンプルな操作なのはキヤノン G9X M2でほとんど物理ボタンがないので1型センサーを活かした簡単な撮影をしたい方にはおすすめです。
基本的に1型センサー搭載なので、撮れる写真はメーカーの色があるにせよボケ感などは似たような感じになります。そのため、どのメーカーが好きとか使いやすそうとか使用用途で決めるのが一番になってきます。
自分がRX100M4を使っているのは、写真も動画もタイムラプスを撮れてデザインもシンプルでポケットに入れつつ必要な時にサッと取り出せて使えるからです。
※価格は2017年10月現在のアマゾンの価格です。
APS-Cセンサーで高画質
では、残りのオススメ2台を紹介します。
今まで紹介したカメラと違い、さらに大型センサー(APS-C)を搭載して、ズームができない単焦点レンズを搭載しています。個性的ですが、大型センサーの特徴を生かしつつコンパクトにまとまったおすすめのカメラです。
リコー GRII
APS-Cの大型センサーを搭載しつつ、コンパクトなボディが特徴。
フィルム時代のGRから根強い人気で、流行りに左右されてない「GR」らしいカメラです。
レンズは28mm F2.8の単焦点レンズを搭載。ポケットに入り機動力も早くストリートスナップにめちゃくちゃ最適なカメラです。
富士フイルム X100F
先ほどのリコーGR同様にAPS-Cの大型センサーを搭載しています。
レンズは35mm F2の薄型の単焦点レンズを搭載していて、ストリートスナップでも風景撮影でも使いやすい画角です。
写真:fujifilm
富士フイルムを代表する、フィルム名を冠したフィルムシミレーションを搭載していてJPEGの色が評判よく、デザインがクラシカルでカッコよく自分も欲しいカメラの1台です。
ここでまた比較表
2機種はセンサーの大きさでまとめると同じですが、全く違う性能なので比較表でまとめるのは変ですが、流れでまとめておきます。
リコー GRII | 富士フイルム X100F | |
画素数 | 約1690万画素 | 約2430万画素 |
センサー | APS-C相当CMOSセンサー | APS-C X-Trans CMOS IIIセンサー |
レンズ | 35mm F2.8(単焦点) | 35mm F2(単焦点) |
ファインダー | なし | 0.48型 約236万ドット |
AF | 0.2秒 | 0.08秒 |
連射 | 4コマ/秒 | 8コマ/秒 |
シャッタースピード | BULB、1/4000 ~ 300秒 | BULB、1/32000~30秒 |
ISO | ISO100 ~ 25600 | ISO200~12800 拡張51200 |
マクロ | 10cm | 10cm |
サイズ | 117.0×62.8×34.7mm | 126.5×74.8×52.4mm |
質量 | 251g | 469g |
値段 | 61,000円 | 130,000円 |
リコー GRII | 富士フイルム X100F |
※価格は2017年10月現在のアマゾンの価格です。商品名をクリックするとアマゾンのページに飛びます。
追記
11月30日発売!オススメ機種
レンズ:24-72mm F2.8-5.6
特徴:キヤノン初のAPS-Cサイズ・有効画素数約2420万画素のCMOSセンサーを採用。
G1X M2に比べて質量約27%、体積約16%という軽量・小型化を実現した軽量コンパクトボディー。
「デュアルピクセルCMOS AF」や、防じん・防滴性能機能。EVF内蔵、バリアングルタッチパネル液晶搭載。
一眼レフのサブ機やレンズ固定式のフラッグシップをお求めの方にはオススメ。
サイズ:約115.0×77.9×51.4、質量約399g
最後に
気になる機種はありましたか?
やっぱり自分の決める基準としては、どのシーンでカメラを使うかとデザイン性が重要です。
自分はRX100M4を使っていますが、いつも持ち歩きたくて、写真も動画もタイムラプスも撮れる万能機種で、コンパクトでシンプルなデザインが好きなので、ソニーのRX100シリーズを使っています。
なので、この中で特におすすめと言えば「SONY RX100M5」です。
あともう一台選ぶとなれば、富士フイルムの「X100F」です。
ボディーサイズは大きめですが、デザインと写真の色が非常に良く、写真を撮る楽しさが伝わるカメラだからです。
2台ともオートフォーカスも早く子供と一緒にお出かけして、いい写真が撮りたい時も便利です。
正直、紹介した7台は全部欲しいくらいですが…
カメラは多種多様で選ぶのも大変です。
やっぱりソニーRX100M5は色々な機能を詰めてきて値段も高めです。しかし、使う用途に合わせたら必要のない機能も出てきて、使う人にとっては値段が高いだけのカメラになるかもしれません。そうなると、キヤノンのG9X M2あたりでもいいのかもとなったりもします。
いつも持ち歩けるから、その瞬間を逃さずに綺麗な写真が残せる高級コンデジ。
お気に入りの一台を見つける参考になれば幸いです。
当ブログをきっかけによく購入されている高級コンデジ
ここまでは僕個人のおすすめでしたが、実際にこの記事を見ていただいてよく購入されている高級コンデジは以下です。
動画も綺麗に取れるけど4Kなどのハイスペックな性能は必要ないという方が多く、RX100M3やRX100を購入される方が多いです。
1位:SONY RX100M3 約68,000円(写真を撮るには十分なカメラ )
2位:SONY RX100 約38,000円 (RX100シーリズの初代でよく売れています)
3位:キヤノンG9 X Mark II 約47,000円 (シンプルな操作で人気)
4位:SONY RX100M5 約105,000円 (高額でも機能がどのコンデジよりも最強)
高級コンデジのカメラをもっと知りたい方はこちらの記事をどうぞ!
当ブログで一番読まれています。

SONY RX100シリーズをさらに知りたい方は詳しく比較しています!

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