こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
富士フイルムから久々にコンパクトなプレミアムカメラが登場しましたね!
高級コンデジやミラーレスそしてiPhoneをフル活用しながら、いろいろ毎日楽しんでいる訳なのですが、そんな中、自分はソニーのカメラばかり使っているのですが、とうとう富士フイルムのカメラに手を出してしまいました。
富士フイルムのカメラは初めての購入です。
そのカメラは「FUJIFILM XF10」です。
Contents
「FUJIFILM XF10」を購入した理由
このカメラを買った一番の理由は、富士フイルムの写真の色の評判がいいので自分も試してみたく興味を惹かれるがままに買ってしまいました。じゃあ、他の富士フイルムのカメラでもいいのではと思われますが、持ち運びが便利な極力コンパクトなカメラが好きで、初めて買うには比較的に価格も落ち着いていて手が出しやすので富士フイルムの導入機としてXF10が発売と同時に購入してみました。
このカメラを手に入れるとどんな写真が撮れたりカメラライフが待っているのでしょうか?
「FUJIFILM XF10」とは?どんなカメラなのか?
「FUJIFILM XF10」は、レンズが交換できないコンパクトデジカメにも関わらず、ミラーレスカメラなどと同じ大型センサーのAPS-Cサイズのセンサーが搭載しています。有効画素数 2424万画素です。
レンズは焦点距離28mm 開放F2.8の単焦点レンズが搭載されています。
ファインダーを非搭載にすることや固定液晶にすることにより、大型センサーを搭載していても、サイズは幅:112.5mm×高さ:64.4mm×奥行き:41.0mm、重さは約280gと非常にコンパクトなサイズを維持しています。
自分はiPhone 7 Plusを使っていますが、高さ?幅?はXF10の方が小さいです。コンパクトと言うのは本当にいつでも気軽に持ち出せて便利です。
どんなところが使ってみて良かったのか?
XF10が発売されてから10日あまりたったわけですが、かなりシャッターを切りました。第一印象はカジュアルなカメラだと感じました。
コンパクトでポケットやカバンに放り込んで、好きな時に感じたものを気ままに残すライトなカメラという印象です。
しかし、コンパクトだけど大型センサーで豊かなボケが表現できる
比較的、細かい設定は無しでも大型のAPS-Cセンサーが搭載されているので簡単に綺麗な写真が撮れたり背景をボカしたりできます。
↓ほぼ同じ位置から撮ったXF10とiPhone7 Plusの写真です。
背景がXF10の方が綺麗にボケてくれているのが分かりますか?
実はXF10は、iPhoneと同じ焦点距離が28mmなんですね。しかし、センサーが大きいので背景が綺麗にボケてくれます。iPhoneを使っていてもっと一眼カメラみたいに背景をボカして美しく撮りたい人にオススメですよ。
この画角に慣れているiPhoneユーザーに撮っては使いやすいです。
一般的なスマートフォンのセンサーサイズが1/2.3なのでXF10のAPS-Cセンサーは上の図からも凄く大きいことがわかります。
カメラはレンズを通してこのセンサーに光を取り込んで写真データとして記録するわけですが、センサーが大きいほど暗所に強く豊かなボケが表現できたり高画質な画が残せます。
自分は街中のスナップが好きなので、こういった感じでシャッターを気軽に押して撮っています。
そのあとはBluetooth機能を使って自動的にスマホに送って、簡単いSNSへシェアもできます。
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ズームが出来ないけどデジタルコンバーターで画角を変えれる
28mmの単焦点レンズが搭載されて光学ズームは出来ませんが、デジタルコンバーターで画質の劣化を最小限に抑えた画角の変更が可能です。
28mm,35mm,50mmとJPEGの時のみ変更が可能です。単焦点でズームができませんが、いざという時に使えるので便利です。
フィルムシミュレーションが他のメーカーには無い色を出してくれる
最初にも書いたんですが、自分がこの富士フイルムのカメラを買った一番の理由はフィルムシミュレーションが使えるという点です。JPEGの色が綺麗です。
自分が気に入っているのはクラシッククロームです。彩度を落としつつ印象的で綺麗な青が好きです。
USB充電可能
USBの端子が付いているので外出先でも気軽に充電可能です。でも電池の減りが早いので予備のバッテリーはあった方が安心です。
XF10が不得意とする点
基本的には街中のスナップや夜景を撮ることが多いです。そんな使い方をする自分の使い方でXF10が使いにくいと感じた点を書いておきます。
スナップの場合は主にAモードで絞りや露出の変更をよくします。夜景ではMモードで撮っています。
AFが遅い
XF10を購入し使っていて、最初に思ったのがAF(オートフォーカス)が遅いと感じた点です。
なかなか撮りたいものにピントを合わせてくれません。
6年前に発売されてた高級コンデジのSONY RX100との比較です。左がXF10で右がRX100です。
目の前にある被写体でもXF10は、一度「ふぁ〜ん」となってワンテンポ遅いんですよね。
設定の問題もあるのでしょうかね〜タッチパネルでタッチフォーカスも出来ますが、同じ感じなんですよね。
でも、なかなか合わせたいところに合わせてくれないないので動きものじゃないのであればタッチフォーカスの方がマシです。
操作性が悪い
気軽に綺麗に撮れるエントリーな感じのカメラなのか、自分はよく設定を変えるのでボタンの配置がまとまった感がなく指をあっちにこっちにと移動させないといけないのでなかなか使いづらいです。
上部の一番右側がMモード以外は露出補正で自分はよく使うダイヤルですが、ボディが薄いせいもあって真ん中のダイヤルに通常は持った時に指びがかかってあるのでよく間違えます。
カスタムで変更できたらよかったのにと思います。
カメラに詳しくない人はカメラ側に任せるとシーンに合わせて綺麗に撮影してくれる「SR+」がオススメです!
タッチパネルの指の動きでよく使う機能も設定できるのですが、素早い操作を求める自分は、タッチパネルの動きが鈍いので振り分けるのをやめました。
むしろ設定していると電源をオンのまま歩いているといつの間にかタッチパネルを触っていて設定が変わっていることもあったので。
その他
自分は購入する時に知っていたのですが、これから検討する人の為に書いておきます。
・ファインダーが非搭載
・液晶が固定。
XF10の外観
外観は非常にシンプルです。
使用する時にレンズキャップ外します。
上部の右半分のダイヤルは、左がモードダイヤル、真ん中がシャッターボタンとフロントコマンドダイヤル、右端がリアコマンドダイヤルです。
電源を入れると少しレンズが飛び出す仕様です。レンズに保護フィルターなどはこのままだと取り付けできない仕様。
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USB、マイク・レリーズリモコン端子、HDMI出力の端子が搭載されています。
ボディはプラスチックな感じで、軽い印象が強いです。
ストラップはなかなかいい感じ。
真ん中には小さなファンクションボタンが用意されています。
背面は非常にシンプルなボタン構成。タッチパネルに対応。フォーカスやタッチシャッターなどの操作が可能です。
Q(クイックメニュー)ボタンの上もファンクションボタンで、自分はISO感度に振り当てています。
ボディーカラーはブラック以外にもシャンパンゴールドが用意されています。
XF10で撮る作例
XF10で撮ってきた写真とタイムラプスです。
写真
神戸にて
大阪にて
京都にて
軽いのでいろいろな所に持って行けて気軽に撮影できます。画質は良好で解像感の高い画を残してくれます。かなりシャープな感じでこのコンパクトなボディからは想像以上の画質だったので驚きました。
タイムラプス
インターバル機能も搭載されていてタイムラプス動画もカメラ内で作成してくれる機能もついています。
※このカメラ内でタイムラプス動画を作成する場合はインターバルの撮影枚数に達しないともちろん動画を作成してくれないので、途中でやめないように。
この動画はインターバルで写真を撮影してカメラ内ではなく、その後にPCで編集してタイムラプス動画に仕上げています。
このXF10は4K動画も撮影できますが、15pとフレームレートが少なくカクカクの動画になってしまいます。なので、動画を撮影するときはFHDがオススメです。
最後に
XF10は、この数日間いろいろと持ち出して使った結果、スマホより綺麗に撮れて、気軽に写真が撮れるカメラを求めている人にはオススメです。
一眼のサブ機や自分のように設定をよく変えていろいろな撮影をする人には、少し動作がもっさりして反応が遅いのと、シンプルなカメラなのであまり面白味のないカメラと感じるかもしれません。そんな感じの人は富士フイルムのX100FやリコーのGRIIの方がいいでしょう。
と、思いつつも解像感(画質)はいいので、ちょっとした外出には片手に持って手ぶらでぶらっと出かけている現状です。
念押して言うと、スマホよりセンサーが大きいので豊かボケが表現できたり夜景も綺麗に撮れる、コンパクトで気軽にシャッターが切れるプレミアムコンパクトデジカメです。
富士フイルム デジタルカメラ XF10 シャンパンゴールド XF10-G
保護フィルムも一緒に買っておきましょう。
Kenko 液晶保護フィルム 液晶プロテクター FUJIFILM XF10用 KLP-FXF10
バッテリーの減りが早いので予備があった方が気持ちが安心です。
→【2018年】綺麗に撮れる「高級コンデジ」 おすすめ7選 比較も
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