今回はiPhone用に設計されたレンズの紹介をします。
このレンズは、宙玉レンズやレンズのフィルターを手掛けている株式会社コゾフィルタースが運営する「tokyo grapher」というiPhone用のレンズです。
Contents
「tokyo grapher」さんが主催するフォトコンテストに入賞
実は、先日「tokyo grapher」さんが主催するフォトコンテストがinstagramで行われまして、フォトコンテストに入賞すると、このiPhone専用レンズがプレゼントされる企画がありました。
なんとそこで、自分が応募した写真が総応募数1,314作品の中から3作品に選ばれ入賞しました。
頂いた賞は 【Beautiful Autumn賞】。その写真がコチラ。
先月、京都の限定の特別拝観されていた瑠璃光院で撮った時の1枚です。
そんなわけで、このiPhoneの専用レンズを使わせて頂く事になりました。自分はiPhoneのカメラで撮ることもすごく好きで、このレンズが発表された時から凄く気になっていたので本当にうれしいのと驚きでした。それも写真に興味を持ち1年ちょっとの素人なのでホントに驚きです。
では早速、このレンズの紹介をしていきます。
開封レビュー
iPhoneは自分のですが、商品の中身はこんな感じです。
今回頂いたのが、Gold Editionです。
tokyo grapherのiPhone用レンズは魚眼レンズ、ワイドレンズ、マクロレンズの三種類が用意されていて、このGold Editionは全てがセットになったものです。
このフレームをiPhone6に取り付けてレンズを使用します。現在はiPhone6/6s の対応のみです。
iPhoneをフレームにスライドさせてはめて、下部のフレームをビス4点で留める仕様です。
予備のビスと専用のドライバーが付属します。
また、袋の中にフレーム内側の隅4点に取り付けるクッション材みたいなもの付属します。
自分は、iPhoneの全面保護シート「ラプソル」を貼っていたので使いませんでした。
しかし、このラプソルを貼っていたのでフレームを取り付ける時かなりキツキツで少しシートが浮いてしまいました(笑)
しかし、このフレームを取り付けると滅多に外すことは無く別のケースも取りつける事ができないので背面は傷がいきやすいので、ラプソルを貼っていて正解でした。
フレーム
iPhoneにフレームを取り付けた状態は以下の通りです。
右側面には収納ケース兼グリップが取り付け可能なねじ穴があります。収納ケース兼グリップは後ほど説明します。
背面はレンズ部分以外は空いています。
レンズ部分の突起はこんな感じです。この突起部分にレンズを取り付けます。
三種類のレンズ
ではレンズを見ていきましょう。
レンズは魚眼レンズ、ワイドレンズ、マクロレンズの三種類です。
左からマクロ、ワイド、フィッシュアイです。
Fish eye レンズ
最短撮影距離 | 焦点距離 | 焦点距離(35mm判換算) | 撮影倍率 | 画角 | |
iPhone標準カメラ | 60~70mm | 4.15mm | 29mm | 1倍 | 73° |
Fish eye | 5mm | 2.07mm | 15mm | 0.5倍 | 150° |
Wide angle レンズ
最短撮影距離 | 焦点距離 | 焦点距離(35mm判換算) | 撮影倍率 | 画角 | |
iPhone標準カメラ | 60~70mm | 4.15mm | 29mm | 1倍 | 73° |
Wide angle | 20mm | 3.10mm | 23mm | 0.75倍 | 102° |
Macro レンズ
最短撮影距離 | 焦点距離 | 焦点距離(35mm判換算) | 撮影倍率 | 画角 | |
iPhone標準カメラ | 60~70mm | 4.15mm | 29mm | 1倍 | 73° |
Macro | 25~17mm | 4.51mm | 33mm | 1.7~2.5倍 | 54° |
収納ケース兼グリップ
レンズとフレーム以外に、収納ケースが付属しています。ケースは3段階になっていて、それぞれのレンズを収納できるようになっています。
収納する時は、レンズのマウントと同じネジ穴が収納ケース側にも開いているので、固定するようになっているので、移動時でも安心です。
この収納ケースは、ケース以外にもグリップとしての役割をもちます。
前半で紹介したフレームの穴に取り付けることでグリップの役割を果たします。
収納ケースの下には、三脚穴が開いてあるので三脚に取り付ける事も可能です。
これはミニ三脚、ゴリラポッドに取り付けた様子です。iPhoneを三脚に取り付ける時は専用のアダプターを用意しないといけませんが、この辺りは非常によく考えられた造りとなっています。そのため、フレームをいちいち外す必要はほとんどありません。
撮影した写真のサンプル
このレンズを使った写真を載せておきます。
Fish eye
魚眼レンズは場所を選びますが、撮り方次第で普段は写すことの出来ない風景を捉えることができます。
Wide angle
上がiPhone6の標準カメラで撮影。下がワイドレンズを使いました。
追加
tokyo grapherのアンバサダーでもあり、Shot on iPhoneのワールドギャラリーにも紹介されている@koichi1717 さんの写真ポスターを。
Wideレンズの使用頻度は一番高いです。普通に撮影すると広角特有の歪んだ画になりがちですが、SKRWTを使って補正する事もあります。
macro lens
追加
※写真の色はアプリで加工しています。色味はiPhoneの標準レンズで撮影した色合いとほぼ同じになります。
タイムラプス
ワイドレンズを使用してタイムラプスを撮りました。
最後に
いかがでしょうか?iPhoneの撮影の幅を広げる専用レンズ。iPhoneの標準画角は29mm(35mm換算)で少し狭いと感じ時や、もっと寄りたい時など、このコンパクトなレンズをポケットに忍ばしておくだけで、撮影の幅がグッと広がります。
気になっていたレンズだけに非常に満足のいく商品です。
あえて一点だけ気になるのが、グリップが右側に付く点です。この向きだとiPhoneのホームボタンが横向きにした時に左側にきてしまいます。すなわちシャッターボタンが左側にきてしまいます。デジカメなどは右側にシャッターボタンがあるので自分は通常、横向きに写真を撮る時はホームボタンが右側にくるように撮っているので、その点は違和感を感じました。
しかし、グリップなしで使う事が多いので特に毎回気になることではないです。
iPhoneは世界でもっと使われるデジタルカメラなわけで、いつも持ち歩いて手軽に綺麗な写真が撮れてます。そのiPhoneを更に使いこなしたい方には便利なアイテムだと思います。
商品構成は以下。
・フィッシュアイ・ワイド・ マクロがセットになったGold Edition ¥32,400(税込)
・フィッシュアイのみのSilver Edition ¥23,760(税込)
・フィッシュアイのみのSilver Edition ¥22,680(税込)
フレームの色は、自分が選んだシルバー以外にブラックとレッドの3色展開です。
追記(2015.12.12):作例にマクロレンズとタイムラプスを追加しました。
コチラの記事もどうぞ!
新しく発売された広角レンズとテレレンズを手に入れましたので下の記事も参考に!
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