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iPhoneアプリ「ProCam 5」で夜景や花火を撮影する方法 スローシャッター(長時間露光)に対応!

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Processed with VSCOcam with hb1 preset

iPhoneで夜景を綺麗に撮影できるアプリを紹介します。

以前に、iPhoneの標準カメラを使った夜景の撮影方法を紹介しました。

それがコチラの記事です。

↓標準カメラの場合

iPhoneの「標準カメラ」で夜景を少しでも綺麗に明るく撮る方法

↓月を撮りたい場合はこちら

iPhoneで月を撮影してみた!撮影方法やアプリも解説

今回はアプリを使用してさらに夜景を明るく撮る方法を紹介します。

冒頭の夜景はそのアプリを使用してiPhone6で撮影しました。

ちなみにコチラがミラーレス一眼で撮影した写真です。

IMG_2567

撮影カメラ:SONY α6000

色味とかはディティールは一眼で撮った方が綺麗ですが、車の軌跡やビル群のライトなどiPhoneでも綺麗に残せていると思いませんか?

ちなみにこちらがiPhone6の標準カメラで撮った夜景です。

IMG_2508

この写真と比べると、今回紹介するアプリが夜景に強い事がお分かり頂けるかと思います。

それではそのアプリを使った夜景の撮影方法を紹介します。

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ProCam のスローシャッターで夜景撮影

今回紹介するアプリは「ProCam 」です。

こちらのアプリは以前iPhone6でも「4K」動画が撮影できますよ!と紹介したアプリです。

「iPhone 6」でiPhone 6sで撮影可能な「4K動画」を撮影。ビデオアプリ「ProCam3」を使用。

このアプリは夜景だけでなく普通の明るい時間帯などでも使用できRAW撮影にも対応しています。

デジカメのようにシャッタースピードを変えたり露出を変えたり、ホワイトバランスを変えたりとマニュアル撮影や動画の撮影、そして動画の編集までできる優れたカメラアプリです。

2015年のApp Storeの「ベストアプリ」に選ばれていました。

有料アプリですが写真が好きな方やiPhoneでもこだわった写真を撮りたい方は入れておく価値は十分あります。

早速、アプリをインストールして立ち上げると下の画面になります。

IMG_2712

夜景を撮る時はこの最初のままでも、もちろん撮影できますが、このままではiPhoneの標準カメラで撮ったような写真になりますので、綺麗に夜景を撮るためには別の撮影モードを使います。

IMG_2713

それが「スローシャッター」というモードです。この機能は2015年の11月に追加された機能です。

①の矢印をタップして「モード」を呼び出し「スローシャッター」をタップします。そうするとモードが切替わります。

※「ナイトモード」もありますが、これで撮ってもイマイチでした。

1.しっかりと三脚等を使い固定する

後は、スローシャッターなのでしっかりと固定が必要です。

IMG_2016

デジカメで夜景を撮る時にシャッタースピードを遅くする方法で撮っている方なら分かると思いますが、スローシャッターとはシャッターを「カシャ!」と切る時間を長くして光を沢山取り入れる方法です。

例えば、まばたきを速くして光をちょっと取り入れるか、スローシャッターの場合はまばたきを我慢して多く目に光を取り入れるような感じです。

このスローシャッターでシャッターが切れるまでの間にカメラを動かすとブレてしまいます。そのため三脚等でしっかり固定して下さい。

これが夜景を綺麗に撮るための第一条件だと思って下さい。

三脚を持っていなくても何かに固定して動かさないようにして下さい。冒頭の写真は三脚が無かったので、窓ガラスに固定して撮影しました。そのため若干ブレています(笑)

2.ライトトレイルで撮影

IMG_2506

それではしっかりと固定できる環境が整ったらシャッターを押します。

スローシャッターのモードにも「モーションブラー」・「ライトトレイル」・「ローライト」の3種類があります。

夜景を撮る時は「ライトトレイル」が適しています。

3.シャッター速度を選択

次に、シャッターの開いているシャッター速度の時間を選択します。

もちろん数字が大きいほど、シャッターがその時間だけ開いたままになります。

例えば「8sec」を選択すると、シャッターボタンを押してから8秒間シャッターが開いたままになるので、8秒間iPhoneを動かさずに固定する必要があります。

そして、数字が大きい程、シャッターを開けっ放しにして、光を多く取り入れるので、明るい写真が撮影できます。

これは、その場所に適したシャッタースピードを選択してください。

そこそこ光量のある夜景で30秒で撮ると、写真が真っ白になり白とびする場合もあります。

あと数字以外に「Bulb」とありますが、これは”バルブ”と読みます。

これは何かというと、シャッタースピードを自分で決めれる方法です。一眼のデジカメや高級コンデジなどにある機能です。

バルブに設定して、シャッターボタンを押している間シャッターが開いたままになり、離すとシャッターが閉じます。そのため長時間、車の軌跡や星の軌跡などを撮るのにも適しています。花火の撮影もたぶんできると思います。

しかしバルブ撮影の場合は特に、シャッターを長時間押しておくので、多分手が耐え切れなくなってiPhoneを動かしてしまします。

そのため、iPnoneに標準で付属しているイヤフォンのリモコンがシャッターボタンになっているので、イヤフォンのリモコンを使うとラクです。

4.シャッターボタンを押す

シャッタースピードを選択したら、最後にシャッターボタンを押します。

先程もお伝えしたように、シャッターが切れるまではiPhoneを動かさないで下さい。

これで標準カメラより夜景が明るく綺麗に撮れるはずです。

コチラは以前「ProCam」さんのインスタグラムの公式アカウントで紹介して頂いた写真です。

このように標準カメラと違い、シャッタースピードを変えることで、光を取り入れて明るい綺麗な夜景が撮影できます。

2016.2.6 追記

冒頭の写真がProCamのHPインスタグラムでフィーチャーして頂きました。

記念に載せておきます。

1

ProCamのHPのキャプチャーです。インスタグラムでフィーチャーされたら載るのでそのうち流れていくと思います(笑)

コチラがインスタグラム@ProCamapp

iPhone 7Plusの標準カメラ、ミラーレス一眼と比較

一応、iPhone7Plusの標準カメラとミラーレス一眼(SONY α6300)で撮影した夜景を載せておきます。

標準カメラ

ProCam使用

ミラーレス一眼で撮影

標準カメラとProCam3で撮影した写真を比較すると明るさはもちろんのこと、ポートタワーの背後にある高層ビルも写し出されていて、長時間露光なので水面にも光が映り込んでいるのが分かります。

ミラーレス一眼と比べると、ディティール等は及びませんがそれなりにSNS等では十分使えると思います。

花火もこの方法と同じ撮影で標準カメラより明るく撮影が可能です。

iPhoneで花火を綺麗に明るく撮影する方法

↓月を撮りたい場合はこちら

iPhoneで月を撮影してみた!撮影方法やアプリも解説

撮影写真

Processed with VSCO with c6 preset

iPhone 6/ProCam3 スローシャッター/Snapssed/VSCO

iPhone 6/ProCam3 スローシャッター/Snapssed/VSCO

iPhone 6/ProCam3 スローシャッター/Snapssed/VSCO

Processed with VSCO with c4 preset

iPhone 6/ProCam3 スローシャッター/Snapssed/VSCO

Processed with VSCO with c4 preset

iPhone 6/ProCam3 スローシャッター/Snapssed/VSCO

最後に

こういった夜景に強いアプリを使うと標準カメラでは表現できない写真が撮れます。

夜景を撮るためには、ブレないように固定する事が基本です。そして、夜景は日が落ちて真っ暗な時間帯よりかは、日没後のまだ空が青っぽい時間帯の方が綺麗に撮影できます。

1回試してみても上手くいかない場合もありますが、自分の場合も何回も試してマシな夜景がiPhoneで撮れるようになってきました。

是非、いろいろ経験を積んでiPhoneでも美しい夜景を撮影してみて下さい。

【追記】iOS 11によりiPhoneの標準カメラでも長時間露光が可能になりました。

iPhoneで夜景を撮る時にいつも使っている三脚とiPhoneを三脚に取り付けるマウント

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趣味で神戸を中心に関西周辺の写真やタイムラプスや動画を撮っています。 SONYのカメラとiPhoneを愛用しています。 【最近のお問い合わせ事例】 ・タイムラプスの撮影依頼 ・夜景撮影の依頼 ・室内写真の撮影依頼
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