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α6000 のレビュー | おすすめできるコスパの高いソニーミラーレス一眼

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今回は、ソニーのミラーレス一眼「α6000」の使用レビューを書きます。

α6000に関するニュース

2018.09.02

α6000を含むミラーレス一眼のキャッシュバックキャンペーンを延長!

α6300などのAPS-Cモデルのキャッシュバックを延長

2018.04

α6000で撮影した記事を追加しました。リンクは最後の方に貼っています。

その前に、自分はもともと一眼レフを少し使用していて、ミラーレス一眼に変更しました。

なぜ変更したのか?まず、その辺りを書きます。

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一眼レフからミラーレス一眼へ移行

α6000は、発売されてから既に4年以上(2014年3月発売)が経過しています。

この部分は、2015年5月に書いた記事で、あまりα6000のレビューと関係無いので、読み飛ばして頂いて大丈夫です。

α6000が発売したころ自分は、カメラにあまり興味を持っていませんでした。というより、一眼カメラは高価なものと言う印象がありスマホや安いコンデジで楽しむ程度でした。

その後、カメラに興味を持ち出したのが、去年(2014年)9月頃に中古でNikon D7000を購入したのが始まりです。

NikonD7000は型落ちですが、非常によく撮れるカメラで気に入っていたのですが、使っているうちに不満点が出てきました。

それは、長時間持ち歩いて使用するのに疲れるという点。

街中でよくスナップを撮る自分に、一眼レフは意外と大きく感じる点。

もう一点は、動画撮影機能がおまけ程度だった点です。

動画に興味を持ったきっかけはコチラをどうぞ!

一眼で動画を撮影し始めた原点は、海外の人が作成した日本の様子

当時、初代RX100も併用して使用していましたが、コンデジでは・・・という思いがどこかあって、軽くて動画もそれなりに撮れるカメラを探す事にしました。

始めは、一眼レフを使っていたので、ミラーレス一眼は少しランクが落ちるのではと言うイメージがあり、あまり購入は考えていませんでした。(2014年の話です)

しかし、中古でSONYのフラッグシップと呼ばれたAPS-Cのミラーレス「NEX-7」がかなり安く売ってあったので、試しで購入したのが始まりです。

NEX-7を使用すると、あまりD7000と写りが変わらない、むしろ持ち運びがしやすく便利なことに気づき、その後「α6000」を購入するのに至りました。

「α6000」レビュー(おすすめ点と不満点)

Processed with VSCOcam with a5 preset

それでは、前置が長くなりましたが、α6000のレビューを書きます。

「α6000」のオススメするいいところ

α6000のいい部分ですが、それはAPS-Cセンサーを搭載しながら、コンパクトで基本的な機能は搭載されつつ、ストレスなく写真が撮れる点です。

もう少し詳しく見ていきましょう!

1.高速のオートフォーカス

α6000と言えば、最速のAFです。

このAFを体感すると他のカメラのAFが遅く感じてしまいます。

4

また、画面のほぼ全域をカバーする179点像面位相差AFセンサーにより被写体への反応や追随性が圧倒的です。たまに、前面の被写体に合わせる癖はありますが・・

3

このAFのメリットを引き出すには、「フォーカスモード」⇒「AF-C(コンティニュアンスAF)」に設定します。

するとAFポイントが上の写真のように表示されて、動く被写体を追従してくれます。

2.コンパクトボディ

2点目は、コンパクトボディです。

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約120.0(幅) x 66.9(高さ) x 45.1 (奥行き)mm 約344g(バッテリー、SD含む)

APS-Cセンサー搭載で、ファインダー内蔵機種としては、非常に軽量でコンパクトなカメラです。

APS-Cのミラーレスで各社ファインダー搭載でコンパクトなカメラのサイズです。

ソニー

α6000

キヤノン

EOS Kiss M

富士フィルム

X-E3

サイズ

mm

120.0 x 66.9 x 45.1 116.3×88.1×58.7 121.3×73.9×42.7
重さ 約344g 約387g 337g
発売日 2014年3月 2018年3月 2017年9月
価格 52,000円 73,800円 78,044円

※キヤノン EOS kiss Mと富士フィルム X-E3は4K動画対応です。

※価格は2018年4月時点でのアマゾンの価格です。

↑コンパクトでありながらグリップもしっかりしていて持ちやすいデザインです。

↑さらに各ダイヤルやカスタマイズボタンも装備されています。

3.EVF(ファインダー)搭載

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今ではミラーレスにもファインダーが搭載されている機種が増えてきましたが、当時はファインダー搭載機種が少なく、稀少な機種でした。144万ドットの液晶です。
ファインダーがあるかないかでは、明るい時間帯では液晶が見えにくいという自体になる時がありますが、ファインダーを覗くことで回避する事が可能です。

4.機能が需実しているのにコスパが高い

約4年前に発売されたカメラにも関わらず、α6000は今でも売れ続けている人気のミラーレスです。

機能面でも現行の同クラスのミラーレスと見劣りしない性能です。

今でもたまに使っていますが、少し前に出たので4K動画とかタッチパネルとか搭載していない事を気にしなければ、十分使っていけるカメラです。

というより、α6000が当時ミラーレスの性能をかなり進んでいたと今になって感じます。

その他にも素晴らしい点はありますが、僕が使用して際立った点は上記の持ち運びやすく、瞬時に写真を撮影できる点です。

よく歩きながら気になったら瞬時に写真も動画も撮影したいので、AFの速さや携帯性は外せません。

コチラも参考にどうぞ!

ソニーのミラーレス一眼「α6000」と「α5100」の比較

「α6000」の不満点

全体的にまとまった素晴らしいカメラですが、やはり不満点はあります。

・水準器が非搭載

目視ではどうしても微妙な傾きが分からないので水準器は標準搭載して欲しいです。

※後継機のα6300に搭載

・シャッター音が消せない

僕は、タイムラプスをよく撮影するのですが、やはりシャッター音が耳障りです。

静かな場所でカメラを使いたい時なども、シャッター音が消せるとありがたいです。

※後継機のα6300に搭載

・防塵防滴仕様ではない

ボディがプラスティック製なので防塵防滴仕様ではないために水などには注意が必要になります。(このクラスの先ほど比較したミラーレスも防塵防滴仕様ではありません)

※後継機のα6300はマグネシウムボディで防塵防滴に配慮した設計

・シャッタースピード

シャッタースピードが1/4000秒までしかないので、明るい時にF1.8などの開放で撮りたい場合はNDフィルターが必要です。

これはこのクラスの電子シャッターが非搭載のミラーレスに言えることです。

・動画の録画ボタンの位置

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動画の録画ボタンの位置ですが、ちょっと側面に位置しすぎだと思います。これは、このカメラだけでなくソニーのカメラに言える事です。

できたら、「MENU」ボタンあたりの位置なら、カメラを握った状態でも押しやすいと思います。

・バッテリーの減り

これは一眼レフと比べてしまうからでしょうか?液晶を使用するのもあって、圧倒的に減りが速いです。

自分は予備バッテリーを持ち歩いているので、問題は解消しています。

USBで充電は可能ですが、フル充電まで確か6時間ほどかかったような・・

・アプリ

5

タイムラプスなどの機能が有料アプリであること。

また、アプリ立ち上げに少しもたつきを感じる点です。

アプリのインストール方法はコチラをどうぞ!

RX100m3と同様ですので参考にしてみて下さい。

ソニーのデジカメでタイムラプスを撮影する方法 ミラーレス一眼と高級コンデジ(α7シリーズ、α6500、RX100M5,M4,M3,など)

その他の気になる便利機能も書いておきます

チルト液晶

液晶は可動式でローアングルやハイアングルも簡単に撮影可能です。

但し、自撮りは不可です。

動画性能

4K撮影は不可ですが、高画質なXAVS-CでフルHD撮影が可能です。

Wi-Fi対応

スマートフォンのAndroidやiPhoneに「PlayMemories Mobile」アプリをインストールすると、撮影した写真を簡単に転送できます。

ボディカラーが豊富

カメラボディのカラーは4色展開です。

ブラック、ホワイト、シルバー、グラファイトグレーでお好みのカラーを購入可能です。

追記:α6500・α6300・α6000の比較表

左:α6300 右:α6000

自分はα6300も購入しましたのでボディの形が非常によく似ていて違いが分かりにくいα6500α6300α6000の比較表を載せておきます。

気になる機能を抜粋しています。

※スマホ等の狭い画面の場合は右にスライドすると表が見えます。

センサー等

. a6500 a6300 a6000
有効画素数 2420万 2430万 2430万
センサー EXmor CMOS EXmor CMOS EXmor CMOS
エンジン BIONZ X BIONZ X BIONZ X
フロントエンドLSI

スペック上では、分かりにくいセンサーですが、センサーは各機種新しくなっており、自分がa6000からa6300に変えてから、高感度に強くなったと感じます。それは銅配線の採用が大きいです。またa6500はフロンエンドLSIを採用して、さらにパワーアップしています。

ボディや外観の機能

. a6500 a6300 a6000
ファインダー 235万ドット 235万ドット 144万ドット
液晶 3型 3型 3型
タッチパネル
ボディ内手振れ補正 レンズ側 レンズ側
防塵・防滴仕様

ファインダーの見やすさはa6500、a6300が繊細で見やすいです。

a6500の特徴は、ボディ内手ぶれ補正タッチパネル液晶の搭載です。この機能の望んでいたソニーユーザは多いはず。ボディ内手ぶれ補正が搭載されていると、手ぶれ補正無しのレンズも手ぶれ補正が可能になります。

後ボディのグリップですがa6500>a6300>a6000と大きさに違いがあり、a6500のグリップはa7IIと同形状になっていて握りやすいです。

AFや高感度など

. a6500 a6300 a6000
高感度 ISO100-25600

上限51200

ISO100-25600

上限51200

ISO100-25600

AF速度 0.05秒 0.05秒 0.06秒
測距点数 425点 425点 179点
連射 11コマ/秒 11コマ/秒 11コマ/秒
シャッタスピード 1/4000-30s 1/4000-30s 1/4000-30s

a6500とa6300がスペックからは分かりずらい、センサーの向上で高感度に強い機種になっています。

また連写性能ではa6500は大幅なバファ容量のおかげで307枚も連写中に途切れることなく撮影が可能です。

動画機能

. a6500 a6300 a6000
4K フルHD
スローモーション 120fps 120fps
Log撮影
タイムラプス アプリ使用 アプリ使用 アプリ使用

4Kやスローモーション機能が必要ない人はa6000を選ぶと値段も安く抑えることが可能です。

その他の便利機能

. a6500 a6300 a6000
サイレンシャッター
USB充電
水平水準器

サイレントシャッターはお子様の音楽会や音を出せない場所で便利です。

サイズ等

. a6500 a6300 a6000
サイズ 120*66.9*53.5mm 120*66.9*48.8mm 120*66.9*45.1mm
質量 453g 404g 344g

ボディ内手ぶれ補正搭載のa6500が重さもサイズも大きいです。a6300もa6500同様にマグネシウムボディのために重さは400gを超えています。

価格

. a6500 a6300 a6000
ボディ本体の価格 118,500円 81,791円 49,596円

価格はアマゾンの価格です。(2018年6月時点)

発売時期やスペック面で考えるとα6500は一番のオススメです。

仕様表を見るとa6000がかなり劣っているように見えますが、自分はa6000も所持していますが、写真オンリーで綺麗な写真を撮りたい場合は、コスパに高くいいカメラで、レンズを単焦点レンズにして楽しむと写真ライフが変わります。

SONY ミラーレスα6500,α6300,α6000などの単焦点レンズおすすめ9選

α6000とα5100の違いは下のリンクから参考に

ソニーのミラーレス一眼「α6000」と「α5100」の比較

まとめ

α6000は、ミラーレス一眼のミドルクラスに位置します。(現在はエントリークラス?)

レンズキットで7万円を下回り、ボディ本体でも5万円代と非常に初めての一眼カメラとしても発売して年月は経っていますが、自分はサブ機として今は使っていますが、特に問題なく使えています。

前モデルのNEX-7ユーザーから見ると、ボディはプラスチック製になり高級感に欠ける部分や「Tri-Dial Navi」の使いやすさから不満に感じる機種かもしれません。

しかし、α6000は素晴らしいAFでAPS-C機で高速連写11コマ/秒は、素晴らしさを感じます。

ミラーレス一眼の進化や普及に貢献している機種だと思います。

カメラを本格的に始めたいが、高価なカメラを買えない方には、おススメのミドルクラスです。

そして、素人の僕としては、写真や動画が撮れて必要最低限の機能が搭載されているので、無駄なくシンプルに使えるカメラです。

α6000のボディのみ

α6000レンズキット(標準レンズ付き)

α6000 ダブルズームレンズキット(標準レンズと望遠レンズ付き)

↓この望遠レンズの作例はこちらの記事をどうぞ

運動会のリレーをSONYのミラーレスα6300(α6000,α6500)と望遠レンズSEL55210で撮影

現在α6000はキャッシュバックキャンペーンしています。

追記

この記事を書いてかなり時間がたっていますがα6000の人気が今もありかなり読み続けられています。

そのため、α6000で最近撮った写真を記事にアップしています。よかったらご参考に!

ソニーミラーレスα6000とキットレンズSELP1650で大阪をスナップ|Photo Journal Vol.48
【夜景撮影】ミラーレスα6000とキットレンズSELP1650で|Photo Journal Vol.49

作例

全てレンズキットのSELP1650で撮影しています。

初めてソニーのミラーレス一眼を購入するとき、レンズキットとして付いてくるレンズです。あまり評判は良くないレンズですが、私としてはこれ1本でも十分楽しめると思います。

※明るい単焦点レンズとこのレンズのボケの比較は下のリンクからご確認下さい。

Processed with VSCOcam with a5 preset

Photo

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(一部RAWで撮影しています)

タイムラプス

タイムラプスの撮影方法・作り方はコチラの記事を参考にどうぞ!

ミラーレス一眼「SONY α6000」でタイムラプスを撮影!撮影方法もまとめました。

MOVIE

コチラから他の動画もどうぞ!

SONY「α6000」がアップデートでXAVC Sに対応&起動時間が短縮!起動時間の比較動画あり。

追記:2015.6.16のアップデートにより、動画記録に「XAVC S」が追加されました。

上記のエントリーでは、テスト動画をUPしました。

いつも撮影するMP4と比べてみても綺麗です。

α6000のボディのみ

α6000レンズキット(標準レンズ付き)

α6000 ダブルズームレンズキット(標準レンズと望遠レンズ付き)

α6000と一緒に購入したいアクセサリー

・液晶の保護に

・電池の減りが早いので予備は必要です。

充電器も持っておくと本体のUSB充電より早く充電可能

何故かホットシューカバーが別売り

α6000にオススメのレンズ

α6000をボディのみで購入したりする時にはオススメのレンズ。

・SEL35F18
自分の一番のオススメはこのSEL35F18です。35mm換算で約50mmと人の目の視野に近い焦点距離の単焦点レンズで、F1.8とボケ味も中々です。

↓このレンズのレビューは下のリンクを参考に!

・SEL1670Z(Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS )
レンズキットのレンズには満足行かない方には、このツァイスのレンズがオススメ。

あと、単焦点レンズとして以下の2本もオススメです。

・SEL24F18Z(Sonnar T* 24mm F1.8 ZA)
換算35mmの広角単焦点でスナップから風景まで撮れて、評判のいいレンズ。

・SEL50F18(E 50mm F1.8 OSS)
価格も安く写りもいい中望遠の単焦点レンズ

こちらの記事も合わせてどうぞ!

ソニーのミラーレス一眼「α6000」と「α5100」の比較

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趣味で神戸を中心に関西周辺の写真やタイムラプスや動画を撮っています。 SONYのカメラとiPhoneを愛用しています。 【最近のお問い合わせ事例】 ・タイムラプスの撮影依頼 ・夜景撮影の依頼 ・室内写真の撮影依頼
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