こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
ミラーレス一眼を購入するとレンズ選びが悩ましい問題となってきますよね。でもこれが一眼の楽しみだったりもするんですが。
今回はソニーのAPS-C機(α6500,α6300,α6000)にオススメの単焦点レンズを紹介します。
自分は最初はズームレンズばっかり使っていましたが、単焦点レンズの写りにハマってからはほとんど単焦点ばっかり使っています。
Contents
ソニーのミラーレスはEマウント
ソニーのミラーレスはEマウントと呼ばれるマウントです。ソニーは他にもAマウントがあるので間違わないように注意してください。
ソニーのホームページではこんな表示です。
レンズはAPS-C用とフルサイズ対応がある
ソニーのEマウントのレンズのページを見ると上のように「35mmフルサイズ」と「APS-Cフォーマット」と記載されているように、ソニーのミラーレスは2種類のセンサーのカメラがあります。
今回紹介するソニーのAPS-C機(α6500,α6300,α6000)は、両方使用できますが、初めて購入するなら、APS-C用のレンズを購入をオススメします。
写りは問題ありませんが、フルサイズ用のレンズは、APS-C用に比べてセンサーが1.5倍大きいので、その分レンズも大きく重たい傾向があります。
おすすめの単焦点レンズ
購入時に一緒に付いていたキットレンズ(SELP1650)を使っていて、これから単焦点レンズを検討されている方は、ズームできないので不安に思う人もいると思います。
その場合は、キットレンズを使って、よく使う焦点距離や気になる単焦点レンズの画角で写真を撮ってみるとイメージが分かりやすくなります。
単焦点レンズは画角がレンズ側で固定されているために、自分の足で画角を決めながら自分なりの切り取りができるのでハマると写真の楽しさがいっそう広がります。
人の目で通常見る視野は標準の50mm前後だと言われています。そのせいか自分は換算で50mm前後のレンズをよく使います。
また、単焦点レンズはF値が小さいレンズが多く背景をボカした写真も撮影が可能です。
それでは、オススメの単焦点レンズを9点ピックアップしましたので参考にしてみてください。
APS-C専用
標準:ソニー SEL35F18 (E 35mm F1.8 OSS)
おすすめNo. 1は、SEL35F18です。
35mm換算で52.5mmと標準画角で非常に使いやすいレンズです。良く写る、軽い、手振れ補正内蔵でスナップからポートレートまで難なくこなしてくれる便利なレンズです。
APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離 | 35mm |
35mm換算 | 52.5mm |
解放絞りF値 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.15 |
手振れ補正 | あり |
フィルター径 | 49mm |
サイズ | 63*45mm |
質量 | 154g |
レビュー
このレンズが気になる方はこちらの記事もどうぞ!
中望遠:ソニー SEL50F18 (E 50mm F1.8 OSS)
続いてはSEL50F18です。このレンズはソニーのAPS-Cのミラーレスの中で神レンズと言われているレンズです。
安くて写りも良く手振れ補正も搭載してコスパが高い神レンズと呼ばれていますが、35mm換算で75mmと中望遠になります。
キットレンズのSELP1650を持っている方は、このレンズの望遠側と同じ焦点距離なので良く使用する画角かどうか確認してもいいかもしれません。街中で撮ろうとすると少し狭いと感じるでしょう。
お子様と公園に行って、動き回るところを少し離れて撮ったり、ポートレートには最適のレンズです。
フルサイズ用のSEL50F18Fと間違わない様に。(フルサイズ用は品番の最後にFがついています。)
APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離 | 50mm |
35mm換算 | 75mm |
解放絞りF値 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.39m |
最大撮影倍率 | 0.16 |
手振れ補正 | あり |
フィルター径 | 49mm |
サイズ | 62*62mm |
質量 | 202g |
準広角:ソニー SEL24F18Z (Sonnar T* E 24mm F1.8 ZA)
続いてSEL24F18Zです。35mm換算で35mmと風景やストリートスナップにもおすすめです。
予算がある方は、APS-Cの本命の単焦点レンズとしておすすめです。写りも定評のあるレンズです。手振れ補正は搭載されていませんが、手振れ補正内蔵のa6500との相性はバッチリです。
手振れ補正が搭載されていなくても、開放付近で撮るとシャッタースピードは稼げるので暗いところでもISOとの組み合わせ次第では夜景も撮れます。
APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離 | 24mm |
35mm換算 | 36mm |
解放絞りF値 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.16m |
最大撮影倍率 | 0.25 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 49mm |
サイズ | 63*65.5mm |
質量 | 225g |
標準:SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary
シグマ「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」です。開放F値は1.4とソニーのAPS-Cのミラーレスのレンズの中で明るいレンズです。
焦点距離も35mm換算で45mmと使いやすい画角です。写りもシャープです。
APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離 | 30mm |
35mm換算 | 45mm |
解放絞りF値 | 1.4 |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.14 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 52mm |
サイズ | 64.8*73.3mm |
質量 | 265g |
レビュー
【レビュー】単焦点レンズ 「SIGMA 30mm F1.4 DC DN | Contemporary」SEL35F18とどっちがいい?
広角:SIGMA 16mm F1.4 DC DN | Contemporary
シグマ「16mm F1.4 DC DN | Contemporary」です。焦点距離は35mm換算で24mmと広角で、開放F値は1.4とソニーのAPS-Cのミラーレスのレンズの中で明るいレンズです。
暗いところでのスチルや動画撮影に非常に魅力的なレンズです。
写りもシャープです。
こちらはこのレンズを使用した一眼動画です。
APS-Cフォーマット専用 | |
焦点距離 | 16mm |
35mm換算 | 24mm |
解放絞りF値 | 1.4 |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 1:9.9 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 67mm |
サイズ | 72.2 × 92.3mm |
質量 | 405g |
ここで比較表
ここまで紹介してきたレンズをまとめておきます。
焦点距離 | 35mm
換算 |
F値 | 最短撮影距離 | 質量 | 価格 | |
SEL35F18 | 35mm | 52.5mm | 1.8 | 0.3m | 154g | 42000円 |
SEL50F18 | 50mm | 75mm | 1.8 | 0.39m | 202g | 27000円 |
SEL24F18Z | 24mm | 36mm | 1.8 | 0.16m | 225g | 90000円 |
シグマ | 30mm | 45mm | 1.4 | 0.3m | 256g | 32000円 |
フルサイズ対応
続いてフルサイズ対応のレンズも紹介します。
ソニーは現在ミラーレス一眼で唯一フルサイズも販売しています。
フルサイズ用とAPS-Cはマウントが同じなので使用可能です。なので、レンズは中心付近がもっとも解像度が高いので、APS-C機にフルサイズのレンズを付けるのもありです。
※フルサイズ用のレンズは手ブレ補正は搭載されていません。
標準:ソニー SEL35F28Z (Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA)
SEL35F28Zは画角が35mm換算で52.5mmでF値は2.8なのですが、非常にコンパクトでα6500に常備しておきたいレンズです。
35mmフルサイズ | |
焦点距離 | 35mm |
35mm換算 | 52.5mm |
解放絞りF値 | 2.8 |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.12 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 49mm |
サイズ | 61.5*36.5mm |
質量 | 120g |
中望遠:ソニー SEL55F18Z (Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA)
SEL55F18Zは、フルサイズ機の単焦点レンズとしては定番のレンズです。
以前、α6000に付けていましたが、外観もシンプルでかっこよく、写りもよし!です。
35mmフルサイズ | |
焦点距離 | 55mm |
35mm換算 | 82.5mm |
解放絞りF値 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.5m |
最大撮影倍率 | 0.14 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 49mm |
サイズ | 64.4*70.5mm |
質量 | 281g |
望遠:ソニー SEL85F18 (FE 85mm F1.8)
単焦点で換算100mmを超えるレンズをと思ったら、サイズ感的にもAPS-Cには、こSEL85F18がオススメです。
35mmフルサイズ | |
焦点距離 | 85mm |
35mm換算 | 127.5mm |
解放絞りF値 | 1.8 |
最短撮影距離 | 0.8m |
最大撮影倍率 | 0.13 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 67mm |
サイズ | 78*82mm |
質量 | 371g |
フルサイズ対応のオススメ単焦点の比較表
焦点距離 | 35mm換算 | F値 | 最短撮影距離 | 質量 | 価格 | |
SEL35F28Z | 35 | 52.5 | 2.8 | 0.3 | 120g | 70000円 |
SEL55F18Z | 55 | 82.5 | 1.8 | 0.39 | 281g | 85000円 |
SEL85F18 | 85 | 127.5 | 1.8 | 0.8 | 371g | 57000円 |
マクロレンズ
最後にマクロレンズも1本紹介しておきます。
ソニー SEL50M28 (FE 50mm F2.8 Macro)
35mmフルサイズ | |
焦点距離 | 50mm |
35mm換算 | 75mm |
解放絞りF値 | 2.8 |
最短撮影距離 | 0.16m |
最大撮影倍率 | 1 |
手振れ補正 | なし |
フィルター径 | 55mm |
サイズ | 70.8*71mm |
質量 | 236g |
単焦点は一眼動画にも最適
単焦点レンズはボケを生かした一眼動画にも最適のレンズです。またスチル同様に照度の暗い場所でも明るさを稼げてノイズの少ない絵が撮れます。
ソニーのミラーレスは動画にも力を入れているので単焦点を購入して動画も撮ってみるといいでしょう。
上の動画はα6300にSEL35F18を付けて、夜の大阪を手持ちで撮っています。
最後に
α6500やα6300等にオススメの単焦点レンズを集めてみました。
自分は最初はキットレンズばかり使っていて、ズームする事に慣れていたので単焦点レンズという焦点距離が変わらないレンズを使う事で不安はありました。しかし、単焦点レンズを購入して使っていくうちにキットレンズでは味わえないボケ感や夜間での手持ち撮影がISOを上げなくても撮れたりと魅力が多くすぐに慣れていきました。
またズームができない点も、写真は入れたいものを全部入れるのではなく、印象的な部分を切り取る考え方に変えてからはあまり全部を写す事もなくなりました。
自分のオススメは最初に紹介したSEL35F18です。
それでは、参考にして頂ければ幸いです。
【5/17】フォトヨドバシから待望のEマウントレンズのレビュー本が発売
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