こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
昨日(2018年6月19日)、Lightroom CCのアップデートがありました。
バージョンは3.3.0です。
Lightroom CCはiPhoneやiPadなどのモバイル端末で使っている方が多いと思います。
自分も出かけてる時などiPhoneで写真のRAW現像や編集がデスクトップ版の「Lightroom Classic CC」並みに使えるので、写真の編集アプリはこれ一択です。
→「Lightroom CC」と「Lightroom Classic CC」の違い
では、今回のアップデート内容とアップデートを使った写真の調整を実践して紹介します。
Contents
今回のアップーデート
今回のアップーデート内容は以下です。
● プリセットおよびプロファイルの同期:プリセットおよびプロファイルがどこでも使用可能に
● プリセットの作成および管理:独自のカスタムプリセットを作成して、お気に入りの編集を簡単に保存し、次回にすばやく適用
● 修復ブラシ:傷を修正したり、視覚的に目立つ被写体を写真から除去
● 色収差:アドビの強力な自動検出や色収差の修復をオンにして、被写体の周囲にカラーフリンジを追加可能
● 長時間露光(テクノロジープレビュー:三脚を必要とせずに長時間露光の撮影ができる新しいキャプチャモードを提供(iPhone 7、7+、8、8+、X)
● ガイド付きチュートリアル(テクノロジープレビュー:Lightroom CC の機能の使用方法をステップバイステップで紹介
特に自分がずっとLightroom CCで待っていたプリセットの同期や作成と修復ブラシです。
このアップーデートで具体的にどんな事ができるようになったか見ていきます。
今回のアップーデートを使ってみた
実際にアップーデートされた機能を中心にこのiPhoneで撮影したJPEGの写真を調整していきます。
プリセットを作成
今回のアップデートでプリセットやプロファイルの同期や作成が可能になりました。
これによりLightroom CCを入れている端末間では同じプリセットが使えるようになりました。
自分はこれまで、「Lightroom CC Classic」と「Lightroom CC」のプリセットは以下の方法で同期して使っていました。
→iPhoneの「Lightroom mobile」でPC版のLightroomのプリセットを使う方法(VSCO filmなど)
(このLightroom mobileがLightroom CCをLightroomがLightroom CC Classicを指します。)
その作っていたプリセットを使って今回アップデートされた正規のプリセット機能に新規で作成します。
自分はこんな感じでプリセットのフォルダを作り「Lightroom CC Classic」のプリセットを使っていました。
→iPhoneの「Lightroom mobile」でPC版のLightroomのプリセットを使う方法(VSCO filmなど)
(先ほど紹介したリンクです)
その対象となる自分がいつも使っているプリセット(写真)を開いて右上の「・・・」をタップします。
後は、どのカテゴリーを使うかチェックを入れて、プリセット名を入れて保存します。
これで、「Lightroom CC」を入れている端末間で同期が可能です。
↑こんな感じでデスクトップの「Lightroom CC」にも同じプリセットが同期されています。
デスクトップの「Lightroom CC Classic」のプリセットを使う方法
ここで普段からデスクトップで「Lightroom CC Classic」のプリセットを使っている人は、同じプリセット を「Lightroom CC 」でも使う事が可能です。
一からプリセットを作成する手間が省けます。
デスクトップ版の「Lightroom CC Classic」のMacの場合は、上のメニューから「ファイル」→「プロファイルとプリセットを読み込み…」から読み込み可能です。
「Lightroom CC Classic」で使っているプリセットを選択
読み込むと「Lightroom CC Classic」で使っているプリセットが追加されます。
写真の調整
では先ほどのiPhoneで撮影したJPEGの写真を使って今回アップデートされたプリセットや修復ブラシを使ってみます。
作成したプリセットを適用
先ほど作成したプリセットは下段の調整カテゴリーの右の方の「プリセット」に保存されています。
先ほど作成した「オリジナル」と言うプリセット。
左がプリセット適用前。右がプリセット適用後。
色の調整
作成したプリセットを適用しただけでは、イマイチなのでその写真に適した感じに少し調整していきます。
こんな感じで明るさや色味や傾きなどを調整します。
ここでは各写真によって調整は異なるので色の調整等は省略します。
左が調整前。右が調整後。
修復ブラシ(今回のアップデート)
今回のアップデートのひとつ「修復ブラシ」を使っていきます。
修復ブラシは写真に写り込んだ不要な物を除去できたりと便利な機能です。
例えば、人を除去したり、レンズの写り込んだゴミやチリを除去したりと、より写真を美しく仕上げるために有効です。
この機能は密かに待ち望んでいました。この修復ブラシの機能がなかった時は、他のアプリを使って行っていたので、アップデートでこの機能が追加されて写真の調整がiPhoneの「Lightroom CC」内でワンストップで可能になりました。
今回の写真ではガラスの写り込みが気になりますので、これを「修復ブラシ」を使って消していきます。
あまり今回は追い込まずに簡単に処理しましたが、これで写り込みが消えます。
最後に
LightroomCCを使った調整前と調整後の写真
左が調整前。右が調整後。
Lightroom CCにプリセットの作成や同期、修復ブラシが追加されたことで、かなり「Lightroom CC Classic」に近い写真の現像や調整が可能になりました。
非常に嬉しいですね。
カメラでは長時間露光が可能に
後、もう一点Lightroom CCのカメラの機能に「超時間露光」の機能が追加されました。
あ
長時間露光の設定がありました!設定→テクノロジープレビュー→長時間露光
試したい🤳#Lightroom pic.twitter.com/SfBumPpzHk
— Yuu(Blog photographer) (@yuu_u001) 2018年6月19日
Lightroom CCの「設定」→「テクノロジープレビュー」→「長時間露光」でLightroomのカメラで長時間露光が可能になります。
天候が悪いので良くなったら試しに行こうと思います。試したら追加しますね。
と言う事で、今回はLightroomCCでプリセットの作成や同期、修復ブラシが追加されそれを使って見たと言う内容でした。
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