こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
今回はソニーRX100M6でタイムラプスを撮影する方法を紹介します。
これから紹介する方法で撮影したタイムラプスが以下です。
※まだLightroomにRAWデータが対応していな時だったので、JPEGからの現像しています。
RX100M6にはPLAYMEMORIESカメラアプリが搭載されていなくボディ単体でタイムラプスが撮影できなくなりました。
最近のソニーのカメラは、このRX100M6に限らずα9,α7 III,α7R IIIやRX10M4などもPLAYMEMORIESカメラアプリが非搭載なので今から紹介する方法でタイムラプスを撮影可能です。
※α7 III,α7R IIIはアップデートでインターバル撮影が可能になりました。
RX100M6でタイムラプスを撮影する方法
RX100M6でタイムラプスを撮影するために必要なもの
RX100M6でタイムラプスを撮影するために以下のものが必要です。
・インターバル撮影可能なレリーズリモコン 絶対必要
RX100M6では本体にタイムラプス機能が搭載されていないためにリモコンを使う必要があります。次項でそのリモコンは紹介します。
・三脚 必要
タイムラプスは基本的に撮影中はカメラを固定して撮影しないと、出来上がりの映像がブレブレになるので、三脚等で固定する必要があります。
RX100M6自体が小さいのに重たい三脚は持ち出したくないと思いますので、自分が使っているのは以下の三脚です。時と場合によって使い分けています。
マンフロットポケット三脚
角度調整が簡単にできるのでオススメの三脚です。付けっぱなしにはSサイズもオススメです。
ゴリラポッド
三脚が広げられない所や手すりに設置できたり便利です。
マンフロットコンパクトシリーズ
軽量の三脚で持ち運びに楽です。
・SDカード 絶対必要
RAWやJPGで何百枚と写真を撮影するので64Gくらいの容量があった方がいいです。
・予備バッテリー 必要
タイムラプスは何百枚も写真を撮影するために、多くのカットを撮影する場合は予備のバッテリーが必要です。
・NDフィルター なくても大丈夫
NDフィルターがあると、シャッタースピードを落として撮影できるのでオススメです。
しかし、現段階ではRX100M6にNDフィルターを取り付ける事は不可です。
オススメ出来ませんが、自分は無理矢理取り付けています。
更新:2018.11.9
サードパーティ製のフィルターアダプターが発売となりNDフィルターなどが取り付け可能になりました。
レンズメイト SONY RX100M6専用クイックチェンジフィルターアダプターキット52mm
その他モバイルバッテリーなども長時間撮影する際はオススメです。以下のリンクにはRX100M6にオススメのアクセサリーを記載していますので参考に!
編集ソフト
撮影後に撮ってきた写真を編集するためにPCのソフトが必要になります。
自分の場合はAdobeのソフトを使っています。
・RAW現像にLightroom
・タイムラプス動画に仕上げるためにPremiere Pro
Adobe Creative Cloud コンプリート|12か月版|オンラインコード版
タイムラプスの撮影方法
RX100M6では、残念ながらPLAYMEMORIESカメラアプリが搭載されていないためにボディ単体でタイムラプスを撮影することはできなくなりました。
そのために、リモコンを接続してインターバル撮影を行う必要があります。
ただし、以前アプリに入っていた撮影してすぐに動画に仕上げるようなことはできません。タイムラプスの基本の写真を何百枚と撮影して、それを動画編集ソフトでタイムラプス動画に仕上げる方法になります。
タイムラプスを撮影する方法は以下です。
①レリーズリモコンを使ってインターバル撮影する。←今回の記事ではココを紹介
②RAW現像またはJPEGを調整
③動画編集ソフトでタイムラプス動画に仕上げる。
①レリーズリモコンを使う
RX100M6ではアプリが搭載されていなく本体単体でタイムラプス撮影ができないために、マルチ端子に接続可能なインターバル機能の搭載されているレリーズリモコンを使う必要があります。
レリーズリモコンを使ってタイムラプス撮影
おそらくサードパーティー製で有名なこのリモコンを使って撮影方法を書いておきます。
マルチ端子にリモコンを接続します。
カメラ本体のマルチ端子にリモコンを接続します。
※購入する際に各メーカーで端子が異なるので、ソニー専用の端子が付いたリモコンを購入しましょう。またRX100シリーズ(M6,M5,M4,M3など)やα7シリーズやRX10シリーズはRM-VPR1対応のタイプです。
カメラ側での設定
インターバル撮影を行うためにカメラ本体の設定を行います。
自分はAモードかMモードで撮影しています。
この時に、タイムラプス用の設定をメモリー登録しておくとすぐに撮影が開始できるのでおススメです。
具体的には以下です。
写真のファイル形式
RAWかJPGか(RAWの方がデータ容量は大きくなりますが、現像時に色や明るさの調整が幅広く可能なのでオススメします。)
※現在はAdobeのLightroomにRX100M6のRAWデータが対応していないためにRAW+Jで撮影しておくといいとです。
JPEGの画質
JPEGで撮影する場合の画質です。できるだけ高画質で撮ることをオススメします。
ホワイトバランス
オート以外に設定(オートにすると撮影中に色々と変化するので向いていません)
撮影モード
撮影モードは、AモードかMモードがオススメです。
Mモードの場合は明るさに変化がない環境で使います。
Aモードは露出の追従を行いたいシーンで使います。(例 夕方から夜に変わるシーンなど)
※Pモードやオートモードに設定すると絞りやシャッタースピードが変化して安定した映像になりません
その他の設定
・ISOはその都度撮影時に変える
・手ぶれ補正はオフ(三脚使用時)
・長時間ノイズリダクションはオフ
・フォーカスはマニュアル
詳しい設定は以前の記事を参考に。
リモコンの設定
カメラの設定が完了したら、次はリモコンの設定を行います。
撮影間隔
リモコンのSETを押して「INTVL」を選びます。
00:00’00”が撮影間隔なので撮影間隔を決定します。
例)5秒間隔で撮影したい場合→00:00’05’ 30分間隔で撮影したい場合→00;30’00”
撮影枚数を選択
撮影枚数を選択します。リモコンのSETを押して「N」を選びます。
撮影枚数は1枚〜399枚と- -の無限が選択可能です。
(無限の時は何枚撮影したか表示されません・・・)
電子音のオンオフ
デフォルトではリモコンの電子音がオンになっているために、カメラがシャッタを切るたびにリモコンから「ピっ」と電子音がなります。
電子音をオフにする場合はリモコンのSETを押して「♪」を選びオフにします。
撮影時間の例
撮影間隔を5秒、撮影枚数を300枚に設定した場合は、5秒×300枚→1500秒(25分)です。
※この間、カメラを動かすと動画に仕上げた時にブレた映像に仕上がるためにカメラを三脚などで固定する必要があります。
撮影する
それではカメラやリモコンの設定が完了したら、カメラが動かないように固定してリモコンの「TIMER START/STOP」を押して撮影を開始します。
撮影を停止させる場合は撮影枚数に達するか手動で「TIMER START/STOP」を押して停止させます。
この紹介したリモコンは、電源オンオフが無いために、使用後はLOCKボタンでロックしておくことをオススメします。
撮影後
この何百枚と撮った写真をLightroomなどで現像して、最後にPremiere Proなどの編集ソフトで動画に仕上げます。
最後に
本当に最近のSONYのカメラはPLAYMEMORIESカメラアプリがなくなり非常に残念です。そして内蔵NDフィルターまで・・・
そのために、コンパクトなRX100シリーズに余計な荷物を増やして撮影に行かないといけません。
本体のみでタイムラプス撮影を行いたい場合はRX100M5以前RX100M3までの機種をオススメします。(※RX100M5Aはアプリ非搭載です)
↓アプリを使って撮影する方法
それでもRX100M6の魅力は高倍率ズームやタッチパネル、4KHDRの撮影が可能なので、どうしてもRX100M6でタイムラプスを撮影したい場合は今回紹介した方法がオススメです。
下のリンクでは、撮影したデータを現像して動画に仕上げる方法を紹介します。
こちらの記事もどうぞ!
最新記事 by YUU (全て見る)
- 2025年 神戸 初日の出おすすめと穴場スポット10選 1月1日元旦 // 撮影方法 - 2022年12月21日
- 【2025年】 夙川の桜 開花状況 - 2021年3月9日
- 【2019年】 夙川の桜 開花情報・状況 - 2019年4月10日