こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
今日は、SNSを通してプロの写真家になられた今話題のインスタグラマーの濱田英明(@hamadahideaki) さん×保井崇志(@_tuck4)さんのトークライブへ行ってきました。
Instagramをやっていて写真が好きな方は、このお二人のことを知っている人も多いのではないでしょうか。
念の為にお二人のInstagramのアカウントを貼っておきます。
Contents
濱田英明(@hamadahideaki)さん
Instagramフォロワー26万人
Flickrに子どもの写真をアップしていたら海外から反響!世界で有名なライフスタイル雑誌『KINFOLK』など海外雑誌ほか、国内でも雑誌、広告など幅広く活動中です。
濱田さんのFlickr
個人としての写真集も出されています。
今年、2014年から連載を続けてきたウェブマガジンONE DAYがフォトブックとなって発売。
濱田さんの詳しいプロフィールはこちらを。
保井崇志(@_tuck4)さん
Instagramフォロワー15万人
保井さんは、2年前に海外のメディアに紹介され一気に火がつき、セカイノオワリの撮影やAppleのiPadの写真に使われたりと他にもこの数年間で驚くようなフォトグラファーへと成長されています。
保井さんの詳しいプロフィールはこちらを。
お二人とも共通しているのが、SNSを通してプロになられたことです。そして、わずか数年で誰もが羨ましがるようなフォトグラファーとしてのお仕事をされています。
今回のトークショーもこれにちなんで「Next Photographers/これからの写真家」というタイトルです。
今、プロの写真家やフォトグラファーになるためには、この業界でどのようなことが起こっているのか?そんな内容を彼らの経歴共にお話しして頂けました。
このトークショーに参加した経緯
まず、自分がなぜこのトークショーに参加したか書いておきます。
自分も写真が好きで、写真はInstagram、タイムラプスや動画はYouTubeへアップして、その集約としてこのブログで発信しています。
そんな中で、あまりブログ内とかでは言っていませんでしたが、自分もブログやInstagramやYouTubeを通して、写真やタイムラプスの仕事を頂くようになりました。もちろん、プロとして食べて行けるような頻度の仕事はありませんが、それでも、ある程度まとまって頂く場合もあります。
詳しくはこのブログのaboutページに書いていますので興味がある方はご覧下さい。
そんな環境なので、濱田さんや保井さんの経験のお話を聞いて活かせるもの、そして自分の方向性も考えたいと思い参加しました。
あと、開催された場所も週に4回ほどよく行っている梅田の蔦屋書店で開催されたので、これは行くしかないと思い行ってきました。
SNS時代のフォトグラファー
今回のトークショーの内容は、実はお二方の経歴の話で盛り上がり、ほとんどそれで終わってしまいました。
でも、彼らの経歴のお話だけでも学ぶことはありました。そのお話から自分が気になるところや印象に残った事を書いておきます。
ひと昔のような営業して仕事を取るのは難しい?
自分は写真の仕事の世界を詳しく知っているわけではありませんが、昔のようにブックなどを持って、営業して回る時代ではもうなくなって来ていると言っていました。
インスタグラムやネットが判断材料
実際に今回、出版社の方が司会役として来られていまして、その中でここ数年インスタグラムやネットの検索などから仕事をお願いすることが多いようです。
今でこそ、インスタのフォロワーは万単位の方も多いですが、昔はそれほど多くなかったので、2016年はフォロワー数が一つの判断材料となっていたようです。
今は綺麗な写真やフォロワーの数だけではない
しかし今はカメラの性能や撮影の方法も情報が氾濫している時代で、綺麗な写真を誰でも撮れるのが当たり前で、プロとアマチュアのレベルの境目はなくなってきています。
その中で写真を綺麗にセンス良く撮るのは前提で、それプラス、クライアントに対して付加価値を与えれる人が必要とされる時代だと言われていました。
それは自分もそう感じます。綺麗な写真を撮っていても、アップしている写真を使わせてくださいだけの依頼ならいい話ですが、実際に打ち合わせや対人との仕事になってくるとコミュニケーション能力や付加価値は必要になってきます。
そこで、自分が何ができて突出する能力があるのか考えさせられました。
ブックを持って営業する時代から、仕事の決めてはインスタグラムやネットから探してくることが増えている時代です。だから、ブランディングや発信力も必要になってくるといことです。
仕事として写真活動をするならプロとしてやっていくことが大事
プロとしてやっていくことが大事。これは自分と比較して感じたことです。
お二人ともSNSをやっていて、クライアントから連絡が来たとのことですが、これは自分の場合も同じです。
しかし、その後、彼らは写真家として生きて行くと決めて実際に行動を起こしています。自分は、趣味で写真を撮っていて連絡を頂いた時のみフォトグラファーとなります。
その違いは非常に大きく、濱田さんもおしゃっていましたが、最初は「写真を趣味でやってます。」的なことを周りに言っていたそうですが、大きな仕事や周りの写真家の人たちを見てプロに転身したそうです。
プロとして写真の仕事をしたいなら、そこは趣味としてではなくはっきり周りにプロとして宣言することや自分はこんな事をしているとか経歴があると大きく発信する事は大事だということを感じました。
インスタグラム内でも戦略やブランディングは必要
どのようにインスタグラムと向き合って戦略的に行ったかなどもお話されていましが、ただ単にインスタグラムに綺麗な写真を発信していくだけではダメだという事です。
濱田さんは、趣味的な写真を昔はアップしていたようですが、海外の投稿を見て統一感のある写真をアップしたとのこと。
保井さんも海外のインスタグラマーに影響されて、いち早く流行りを掴んで自分のインスタグラムに取り入れて、海外ウケの京都の写真を中心にアップしていったとのこと。
お二人のインスタグラムのアカウントを見ると、統一感がありブランディングされています。
そいったアカウントは、専門性があり何を撮っているのか一目で分かるのでブランディング化されていきます。
最後に
「Next Photographers/これからの写真家」と題して、今もっともインスタグラム等のSNSで影響力のあるお二人のお話を聞いてきました。
ネットの時代だからこそ、個人がもつ得意な力を発信すればすれほど有利であるということが改めて分かり、今ではよく目にする「好きなことで食べて行く」みたいなことも可能です。
そして最後の方に、一つ自分にとってこれはためになるなと思うことを言っていました。
それは、発信するだけでなく発信力を持ち、流れに乗ったり、濱田さんや保井さんのようにSNSで影響力のある人をどんどん仲間にして巻き込んで拡散していく、拡散してもらえる力も必要だと言うことです。もちろんただ拡散してくださいみたいなことではなく、自分自身に影響力があり拡散する相手にもメリットがないと拡散はしてくれません。
実際に、保井さんはツイッターなどの発言を見ていると非常にその辺りが上手で影響力のある人を自分の中にいい意味で巻き込んでいる印象があります。
90分にわたるトークショーで、自分目線で気になったことをまとめてみました。
少しでもインスタグラムなどを通してフォトグラファーになりたい方に参考になれば幸いです。
自分も今回のトークショーを聞いたことにより、改めて写真を撮ることについて考えさせられ、うまく自分にも取り込んで行きます。
追記:濱田さんはFlickrからの写真家へご転身されております。Flickrのリンクを追加致しました。書き方が不十分であり大変失礼致しました。
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