SONY RX100M4。購入して約1ヵ月が経ちました。
購入してから、外出する時は常に持ち出しています。一般的なコンデジサイズに近いので、気軽にカバンに入れたりポケットに入るので持ち運びがしやすいです。
コンパクトなボディで高画質な写真が撮れて、動画も4K撮影ができ、スーパースローモーションも撮影できる、カメラとしてモノを撮影する上で全てが詰まったカメラだと感じます。
RX100M4を購入した直後に、簡単なレビューも書きましたが1か月経ってどうだったか自分なりにまとめます。
その前に、私のこのカメラの使い方、すなわちどのような目的でこのカメラを選んだか書いておきます。
カメラの使用目的によっては、参考になる点やならない点があると思うからです。
Contents
RX100M4を選んだ理由
私の今のカメラの使用スタイルは、出来るだけ荷物を減らして身軽に出かけたいことが大前提なので、以下の点にこだわりを持っています。
①コンパクトで持ち運びがしやすいカメラ。
②動画性能が優れている。
③写真も綺麗に撮れるカメラ。
こんなこだわりを持っていますが、あくまでも趣味としてのカメラライフです。
参考までに、今、私が持っているカメラはこの「RX100M4」とSONYのミラーレス「α6000」です。
それまでにも、いろいろとカメラを使ってきましたが、このRX100M4の購入に影響を与えたのは、SONYのRX100、RX100M3、そしてPanasonicのLX100です。
まず、一眼レフのサブ的な感じで購入したRX100に印象を受けました。
一般的なコンデジサイズで、一眼並に写真が撮れて、私が使っていた一眼レフより動画も綺麗に撮れる事に感動して、徐々に高画質でコンパクトな高級コンデジに興味を持ちました。
結局、RX100M3がファインダーや可動液晶を搭載していることで、RX100の不満を解消してくれたので買い替えしました。
しかし、Panasonicが4K撮影搭載のLX100を発売してきたので、興味を惹かれて購入しました。
でも結局は、RX100M3のコンパクトなボディが一番印象的で、LX100は自分としては持ち運びに大きい、不便だと感じ、RX100M3を選びました。
そして、RX100M4の発売で私が望んでいたカメラが登場したので、RX100M3とLX100を手放して買い替えしました。
不満点はあるものの、あまり気にならい程度
1か月間使用してきて今のところ、このRX100M4の不満点を聞かれると、2点だけあるかなという感じです。
その他は優秀です。
この不満点などは、個人の使い方により違ってくると思うので参考程度にお願いします。
まず不満な点の一つが、これは先代のRX100シリーズから言える事ですが、背面のコントロールホイールが簡単に回ってしまう事です。
もう一つが、この商品の売りである「スローモーション」の撮影がやや面倒な点です。
それはファーストレビューでも書きましたが、スローモーションを撮る被写体をほぼピンポイントで撮影しないといけないからです。2秒間の出来事がスローモーションとして編集されます。(エンドトリガーとい言って一定時間をさかのぼり撮影できる機能はありますが・・・)
後、強いて言えば、コンパクトなので素早い操作には適さないです。しかし、私はコンパクトなボディであるがためにRX100M4を選んだのでそこは問題ないです。
あともう一点挙げるとしたら、夜間のオートフォーカスが迷う事がある点です。
私は、夜間は夜景を撮ったりする事が多いので、動いている被写体はあまり撮らないので気になりませんが、一応書いておきます。
RX100M4の好きなところ
RX100M4の好きなところを書きます。
コンパクトなボディに欲しい機能が詰め込まれている
一番は、やはりコンパクトなボディです。
このコンパクトなボディに、被写体を選ばない撮影出来る点です。
これは、4K動画やスローモーション撮影、ファインダー搭載など私の欲しい機能がこのボディに搭載されている点です。
先程書いた、私のカメラに対するこだわりに近いからです。
美しいぼけ味を楽しめる
1型のセンサーとZEISSバリオ・ゾナーT*レンズ搭載のおかげで、APS-C機やフルサイズ機と比べると劣りますが、美しいボケ味のある写真が楽しめます。
動画撮影の本格的な機能
カラーグレーディング前提に撮影時に映像のトーンを整えるピクチャープロファイルやソニー独自のS-Log2 ガンマなど設定できる点です。
動画を撮るのが趣味なので、撮影後にカラーグレーディングで楽しむ事が多いので嬉しい機能です。
下に作例で、カラーグレーディングをした動画2本を貼っておきます。
ボタンのカスタマイズ
C(カスタム)ボタンやコントロールホイールの中央ボタン/左ボタン/右ボタンには、ピント拡大やフォーカスエリアなど50種類以上から機能を選んで割り当て可能です。
コンパクトなボディなので、LX100などに比べると操作性は落ちます。そのため、瞬時に使いたい機能を呼び出せるボタンのカスタマイズは嬉しいです。
私の設定は、①の決定ボタンに「AFとMF」の切り替えを設定しています。これは動画撮影やピントを合わせたい時に即座に切り替えたいからです。
②と③は、自分が使っているミラーレスのα6000と同じ配置にしています。
②に「ISO」、③に「ホワイトバランス」を設定しています。
USB充電可能
スマホと同じUSBで充電が可能です。
また、モバイルバッテリーでも充電ができ、充電しながら撮影も可能です。
RX100m4のセンサーはDxOmakedにおいても優秀
※Overall Score(RAWによるセンサーの総合点)
※Color Depth(色の再現域と分離)
※Dynamic Range(ダイナミックレンジ)
※Low-Light ISO (DxO基準で許容できる最高のISO感度)
先代のRX100シリーズのDxOmakedと比較
新型センサーの影響か、先代を多少上回っています。
他社のカメラと比較では、小さいセンサーながらマイクロフォーサーズやAPS-C機のキヤノンEOS7DM2に近い数字を出しています。
(参考:dxomark)
作例
それでは実際にRX100M4で撮影した「写真」と「動画」を紹介します。
Photo
夜景の場合は、三脚に固定してISO100くらいで撮影しています。
Movie
4K動画
4K動画は1カット連続撮影時間が5分と限られていますが、私の場合は1カット10秒程度なので特に問題ありません。
35度を超える炎天下で撮影していた時は、本体の温度が上昇しているマークは度々出てきましたが、熱暴走によるストップは私の撮影方法ではおきませんでした。
5分近く撮影する方は、注意が必要です。
XAVC-S 1080p
動画の中のタイムラプスは専用のアプリで撮影しています。
スローモーション
感想
RX100M4は、現時点でコンパクトデジカメとして10万円を超える値段で販売されていて高額です。
私も購入には少し迷い、結果的にほとんどのカメラを手放し、引き換えに購入しました。
重たい大きいカメラだと毎日持ち出すのも苦になりますが、実際に、このカメラはコンパクトで、毎日持ち出ししているのでそれなりの価値はあると感じています。
毎日持ち出せるからこそ、いろいろな被写体と遭遇する確率も増えてきます。
そんな時に、写真はもちろん、4K動画に残すのもよし、肉眼では見えないスーパースローモーションで残すのも良しと、あらゆる被写体に対応できる素晴らしいカメラです。
SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 IV 光学2.9倍 DSC-RX100M4 |
RX100M4と一緒に購入したいモノ
一緒に購入したいアクセサリーはこちらをご覧下さい。
また、RX100M4のような動画性能を求めない方でファインダーや可動液晶は欲しい方は、RX100M3で十分です。
合わせてコチラの記事も参考に。
コチラの記事もどうぞ!
※9月2日 追記:4K動画について少し追加しました。
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