こんにちはYuu(@yuu_u1)です。
3月に東京に滞在中にタイムラプスを撮りました。
今回はこの紹介と東京での撮影場所やタイムラプスの撮影方法など紹介します。
私は写真を撮るのも好きですがタイムラプスを撮るのも好きです。
タイムラプスと言ってもいろいろなカテゴリーがあります。自然の中で行う方もいますが、私の場合はストリートでのタイムラプスがメインです。人が多いところや交通量が多いところなどではタイムラプス撮りたい病が発症してしまいます。
そのため、東京はタイムラプスを撮りたい憧れの場所でした。私が住んでいる神戸やそして大阪も人口が多い都市ですが、東京の人口はさらに魅了的でした。
そして、実際に撮ってきて非常に満足でした。
Contents
東京のタイムラプスの撮影場所
まずは、今回撮影した主な撮影スポットを紹介しておきます。
全部紹介したいとは思いましたが、大量にいろいろな場所で撮ったので一部を紹介します。
渋谷
まずは何と言っても渋谷で一番タイムラプスを試したかったので、即座にここへ向かいました。
渋谷と言えば、スクランブル交差点の行き交う人の多さです。いろいろな国の人が物珍しく写真を撮っているのでそれに紛れてひたすら撮りまくりました。
3週間くらい東京にいましたが、毎日のように訪れて、タイムラプス以外にも写真や動画を撮っていました。一日いても飽きないです (笑)
特にここの撮影では、ビルに組み込まれてある大型ビジョンをいかに白とびさせないで残すかでした。
この看板の明かりと道路との明暗差が激しく露出調整に苦労しました。
渋谷は現在、大きな再開発が進められています。
その一部の東急百貨店の解体工事を撮っておきました。
渋谷駅周辺の歩道橋から車の動き撮影しました。
コチラは先程のバスターミナルを南口付近で地上から撮りました。
新宿
広角レンズを使って撮りましたが、高層ビルと車の流れは入りきらず。
六本木ヒルズ シティービュー
東京の展望台で有名な六本木ヒルズの東京シティビューです。
ここも滞在中に7回くらい登りました。プロのタイムラプスグラファーさんの出会いもあったりといい経験になりました。
しかし、最終日辺りに年間パスがあった事を知りショックです(笑)
通常の一般料金は1,800円。年間パスポートは5,250円だったと思います。
ガラスが虹色に写り残念な結果になったのでモノクロにしました。
夕方からスタンバイして夜景に変わるまで撮り続けました。
渋谷線が浮かび上がって来るのがいいですね。
六本木ヒルズ東京シティビューの定番の構図ですね。コチラも夕方からスタンバイして夜景まで撮り続けました。
この日は悪天候で雲が非常に低い位置だったのでいい画になりました。
基本的に三脚はOKです。下の写真のフロアのスカイデッキは三脚は持ち込み不可です。
タイムラプスとは関係ないですが、スカイデッキから外人さんに記念撮影を頼まれて撮った写真です。
貿易センタービル
浜松町にある貿易センターの40階にある展望ロビーです。
コチラも有料展望台で620円で10:00~20:30の営業です。時間が短いのが残念です。
三脚は使用可能ですが、窓ガラスにフィルム貼ってあるのもあり、レンズを窓に付けるのは禁止です。
東京タワー方面は西側なので夕日が楽しめます。
室内は椅子やソファーも用意されています。
台場
お台場ではレインボーブリッジと東京の風景を撮るために行ってきました。
タイムラプスを撮っていると結婚式の写真撮影が始まりいいシーンが。
しかし、三脚を立ててタイムラプスを撮っている自分としては、なんか気まずい感じがしましたが、はじめからここにいました!みたいな雰囲気で撮り続けました。
その他、歩道橋から
その他の撮影スポットも一部紹介。
都営大江戸線の「赤羽橋」から南へ少し行った桜田通りの「三田一丁目」付近から撮りました。
スカイツリーにも登ろうかと思いましたが、時間が無く、スカイツリー周辺のポールが無数立ってある場所で絡めて撮ってみました。
この赤坂見附は、東京や横浜でご活動されているdarwinfish105さんの「Tokyo City Flow」を参考に周りました。
六本木一丁目駅付近の谷間JCです。
ホントはこのアングルをアップする予定が間違って上のアングルでアップしてしまいました。。。
これは先ほどの六本木一丁目駅付近から六本木ヒルズ方面に歩いている時に、登り坂と車の流れが凄まじかったので、立ち止まってタイムラプスを撮りました。
東急プラザの面白い鏡張りのエントランス前で撮影。本当は中の階段付近で、鏡に写るいろいろな動きを撮りたかったのですが、流石に注意されそうでやめました。
映像の中の一部のスポットですが、参考になれば幸いです。
This is Tokyo|Tokyo City Time Lapse Ver.2
そして、これが出来上がった東京のタイムラプスです。
自分の中での「東京」と言う意味で「This is Tokyo」と言うタイトルにしました。
タイムラプスの撮影方法
続いてタイムラプスの撮影方法を書いておきます。
タイムラプスを初めてまだ一年くらいなのでそんなに大きな事は書けませんが、たまに「タイムラプスの撮影方法」などの検索で当ブログにも訪問される方もいらっしゃいますので、少し撮影方法について触れておきます。
タイムラプスとは簡単に書くとカメラを一定の場所に固定して、ある間隔で写真を何百枚か撮り、その写真を動画に編集した映像です。
タイムラプスを始めた頃に書いた以下の方法と基本的に変化ありません。良かったからコチラも参考にしてみて下さい。
今回はあれから私なりに1年間撮ってきてアップデートした内容に絞って書こうと思います。
機材
まずは機材から説明します。
※これから書くことはあくまでも私の撮影方法です。ほとんどの方が持っているような機材のみで撮影しています。もっと素晴らしい作品をつくり上げる方はスライダーやドリーなどといった機材も使用しています。
基本は、カメラと三脚これのみで撮影しています。
タイムラプスを撮るためにはこの機材は必須です。
カメラ
今メインで使っているカメラはソニーのミラーレス一眼「α6300」です。
その他に「SONY RX100M4」や「SONY RX10M2」をサブで使っています。
α6300を選んでいる基準ですが、私は写真も動画も頻繁に撮るので両方の機能が充実しているカメラでタイムラプスの機能も備わっているカメラである点です。
4K動画を撮る必要が無い方は「α6000」等でも問題ないです。この東京のタイムラプスもちょうどα6300が発売される前後に撮ったので両方使っています。それと「RX100M4」も使っています。
α7IIシリーズも当てはまりますが、極力移動が苦にならないカメラサイズも選ぶ基準なので、現在は購入していません。
最近はPanasonicのGX7MK2あたりもタイムラプス用に気になるところです。
レンズは持ち運びに便利なキットレンズの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS(SELP1650)」もしくは広角で撮りたいの時は「E 10-18mm F4 OSS(SEL1018)」を使っています。
※今では「iPhone」のカメラにもタイムラプス機能が搭載されてシャッターボタン一つで簡単に撮影可能ですが、やはり自分なりの動きを表現しようと思うと、マニュアル撮影可能なカメラが必要です。
三脚
三脚は至って安価なマンフロットの「COMPACTライト三脚」と「ゴリラポッド」(右)を使っています。
私の場合は、結構いろいろ歩くので軽量な三脚を主に使っていますが、このマンフロットの三脚は軽量かつ高さがあまりないので、あまりタイムラプス用にはオススメはできません。そのため車移動の時は別の三脚も使用しています。
風などにも揺れやすいので、そこそこ安定のある三脚をオススメします。
撮影風景はこんな感じです。時間が無い時は2台体制で撮影しています。
左が設置場所に柔軟に対応出来る「ゴリラポッド」を手すりに固定して撮影しています。
歩道橋の手すりや展望台での場所の確保が難しい場合に良く利用します。
NDフィルター
上記以外に、これまで撮ってきて必要だと感じた、私の必須アイテムはNDフィルターです。
NDフィルターを使う理由は、昼間でもシャッタースピードを落とすためです。
設定はまた後から書くとして、人の動きや車の動きをブラして撮る(残像を作る)ような画に仕上げたいので使っています。
よく使うのが、ND400またはND16と可変NDフィルターの組み合わせです。
後者の方はダブル付けなので解像度は落ちますので注意して下さい。
そして可変NDフィルターは結構、高価なので自分が持っているレンズの口径の最も大きいタイプを購入して、その他のレンズには写真に写っているフィルターアダプターをかまして使い回ししています。
今使っているのは62mmのTIFFENの可変NDフィルターです。
持っている広角レンズの「SONY E 10-18mm F4 OSS」や「SONY RX10M2」がその口径だからです。
「SONY E 10-18mm F4 OSS」は広角側の10mmなら少しケラレが生じます。
以上が、私がいつもタイムラプスを撮る時に使っている機材です。
タイムラプスの撮影設定
続いて撮影の設定です。
撮影場所かつ構図が決まればカメラの設定をしていきます。
だいたい私の中では撮影パターンは決まっています。
昼間
①人の動きや車の動き
②雲の動き
夜間
①人の動きや車の動き
露出が変わる時間帯
例)夕方から夜に明るさが変化していく時
この上記のパターンでの設定方法を書いておきます。
そして私のタイムラプスの動画は、音楽に合わせて1カット5秒くらいなので、1回の撮影で300枚程度で10分から15分撮影します。しかし面白い絵が撮れる場合もあるのでカメラ側では999枚に設定しています。
カメラの設定はソニーのカメラを使っているで、それを中心に説明して行きますが、露出の設定や撮影の間隔は他のメーカーのカメラでも参考になるかと思います。
ソニーのカメラのタイムラプスを使うには、PlayMemories Camera Appsから「タイムラプス」というアプリをインストールする必要があります。
インストール方法は以下の記事を参考にしてみて下さい。
昼間
まずは昼間での設定について書きます。
以下の共通設定は、フォーカスはマニュアル、ホワイトバランスは太陽で撮っています。
①人の動きや車の動き
撮影間隔は2秒または1秒
カメラの設定は、マニュアルモード、シャッタースピード 1秒~0.5秒、絞りF8~11、ISO100
NDフィルターで上記になるように明るさを調整。
②雲の動き
※今回は昼間の雲の動きの映像が無かったので別の動画の映像です。
撮影間隔は5秒
カメラの設定は、マニュアルモード、シャッタースピード 0.5秒、絞りF8~11、ISO100
夜間
夜間での設定について書きます。
フォーカスはマニュアル、ホワイトバランスは3300Kで、一応RAWでも撮っています。
①人の動きや車の動き
撮影間隔は2秒または1秒
カメラの設定は、マニュアルモード、シャッタースピード 1秒~2秒、絞りF8~11、ISO100~500
露出が変わる時間帯
ソニーのタイムラプスには露出の変化に応じてカメラが自動で明るさを追従してくれる機能がついていますので、その機能を活用しています。
その事についてはコチラの記事を参考にしてみて下さい。
例)夕方から夜に明るさが変化していく時
フォーカスはマニュアル、ホワイトバランスは太陽光で、一応RAWでも撮っています。
撮影間隔は、撮影開始から日没の時間、そして夜景の時間を逆算して設定します。
だいたいこの時は1時間から1時間30分くらいかかるので、10秒前後の999枚の設定にしています。
カメラの設定は、絞り優先F8、、ISO200くらい。
この露出が変化していくタイムラプスは、まだまだ試行錯誤中で今行っている設定を書いておきます。
以上がカメラのだいたいの設定です。もちろん環境やカメラのセンサーサイズに応じて多少の設定の変化は出てきます。
撮影が終われば撮った写真を現像して動画にしていきます。
私はまだまだ写真を現像してい色をうまく出せれないので省略しますが、編集方法はこのあたりの記事を参考にしてみて下さい。
最後に
いろいろと長々と書いてしまいましたが参考になればと思います。
始めた当初は、撮影の設定もあやふやなまま行い、いろいろ試行錯誤しました。
タイムラプスを行っていったおかげでカメラの絞りやシャッタースピードの設定などが分かり、普通の写真を撮る時にも活きてると思います。
正直、ストリートでのタイムラプスは特に横断歩道などでは10分ほどその場所で待機していなければならないので辛いものはありますが、出来上がりの期待の方が大きいのと最近は結構慣れてきました。
こんな感じで、今後も街の風景を残せていけたらと思います。
2016年12月10日放送の『めちゃイケ』 実写版「君の名は。」 に東京で撮影したタイムラプスが2カット使用されました。
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