4月4日は、「皆既月食」であることを先日お伝えしました。
今回は、この皆既月食でおススメカメラを2機種に絞って比較します。
選んだ機種は、高倍率ズーム搭載の高級デジカメの「Panasonic FZ1000」と「SONY RX10」です。
どちらも高倍率ズーム搭載の「1型」の大きなセンサーを積んだ、ハイエンドコンパクトデジカメになります。
皆既月食を撮るなら、早速、結論からお伝えすると「FZ1000」をおススメします。
今はFZ1000を手放してしまったので、また欲しいと感じる今日この頃です。
それでは、この両機種を使用して、なぜFZ1000の方が皆既月食に向いているかお伝えします。
Contents
FZ1000がRX10より優れている3つの理由
1.高倍率「25-400mm f2.8-4」のレンズを搭載
レンズの特徴は、「FZ1000」が25-400mm f2.8-4
「RX10」が24-200mm f2.8である。
FZ1000は、デジタルズームを使用すると、最大4倍(iAズーム時は最大2倍)、iAズーム・EX光学ズームと合わせて最大128倍となる。
RX10は、超解像ズームで2倍です。
RX10 200mm(35mm換算)
RX10 400mm(35mm換算)
大きく迫力のある、月を撮ろうと思うと望遠側が長い方が有利です。
焦点距離が短い場合は「トリミング」する手もあります。
このように考えると、圧倒的にFZ1000のほうが有利です。
2.「4K」動画が撮影可能。
FZ1000の特徴の1つに「4K」動画が撮影できるという点です。
さらに「4K Photo」が撮れる点でもおススメです。
これは4Kで撮影して、あとから動画を再生し好きなシーンを800万画素の写真に切り取ることが可能になります。
4Kで撮影しておいて、後から切り出したら非常に楽です。
下の映像はFZ1000を手持ちでデジタルズームの4K動画を撮ったものです。
3.タイムラプス撮影が可能。
僕はタイムラプスを撮るのも好きです。
RX10の場合は、タイムラプス撮影機能が内臓されていので、タイムラプスを撮影しようと思うと少し困難です。
ここは、僕の確認不足で、RX100m3同様にアプリでできるものだと思い込んでいたが、RX10はアプリ未対応でした。
しかし、FZ1000の場合は、標準でタイムラプス撮影が可能で、ダイヤルを切り替えるだけで簡単に撮影できます。
下の動画は、2014年11月5日の171年ぶりのミラクルムーンをFZ1000を使て4K動画とタイムラプス撮影した映像です。
皆既月食の月の変化をタイムラプスで残しても面白いです。
下の映像は、2014年の皆既月食の時の動画です。こちらはその時使用していた「Nikon D7000+タムロン28-300mm」で撮影しました。
まとめ
今回紹介した機種以外にも、高倍率ズームのコンデジは各メーカーから出ています。
しかし、1型の大きなセンサーを搭載しているのはこの2機種のみです。
センサーが大きく、高性能なレンズが搭載されていると、今までのセンサーが小さいコンデジとは解像度やボケが全然違ってきます。
(FZ1000)
(RX10)
そのために、綺麗に写真を撮りたいけど一眼を持ち運ぶ重さやレンズ交換が面倒な方にはおススメの機種になってくると思います。
今回は、FZ1000のメリットを書きましたが、RX10も素晴らしい機種です。
ボディの質感からいうとRX10の方が高級感があり、コンパクトだが持った時にずっしりときます。
また、手振れもRX10の方が優れていると感じます。
あとレンズの明るさも全域f2.8となっています。
FZ1000ほどの高倍率は必要ないという方でしたら、RX10はおススメです。
多彩な撮影方法を求める方でしたら、FZ1000がおススメの機種になってきます。
皆既月食を綺麗に残したい、そしてこれからも綺麗な写真や映像で残したい方には高級高倍率ズームはおススメです。
この記事で紹介したカメラ
最新記事 by YUU (全て見る)
- 2025年 神戸 初日の出おすすめと穴場スポット10選 1月1日元旦 // 撮影方法 - 2022年12月21日
- 【2025年】 夙川の桜 開花状況 - 2021年3月9日
- 【2019年】 夙川の桜 開花情報・状況 - 2019年4月10日