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ソニーとキヤノンの「1型センサー高級コンデジ」スペック比較と感じた事。「RX100」VS「G9 X」/「RX100M2」VS「G7 X」/ 「RX100M3」VS「G5 X」

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今回は1型センサー搭載の高級コンデジについて感じた事やスペック比較を交えて書いてみました。

先日、キヤノンから1型センサー搭載のコンデジ「PowerShot G5 X」と「PowerShot G9 X」が発表されました。そこで私が思ったのが、ソニーの1型センサーのRX100シリーズのラインナップに非常に似ていると感じたので、今回この記事を書いてみることにしました。

対象商品は下記のカメラです。

・SONY RX100 VS PowerShot G9 X

・SONY RX100M2 VS PowerShot G7 X

・SONY RX100M3 VS PowerShot G5 X

ひたすら感じた事を主観的に書きましたので、参考程度に読んで頂ければと思います。

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「RX100」VS「 G9 X」

DSC-RX100PowerShot_G9_X_Silver_2_xl

「RX100」VS「 G9 X」について感じること

SONY サイバーショット 「サイバーショット RX100」と新しく発表されたキヤノン 「PowerShot G9 X」を最初に比較します。

RX100は、2012年6月に発売されたにも関わらず、SONYはRX100シリーズとして平行販売していて今も人気を誇る高級コンデジです。

その理由は、1型の大型センサー搭載し、写りはもちろん、写真を撮るための必要最低限の機能が詰まり価格面でも買いやすくなってきているからではと思う。また、レンズの焦点距離も28-100mm、F1.8-4.9と普段使いとしては申し分のないスペックです。

私も高級コンデジに興味を持ったのが、この「RX100」です。それまで短期間ではありますが、一眼レフを使っていて、このRX100を手にした時に普段使いならこのカメラで十分だと感じました。

それは、手のひらに納まりポケットに納まり、そしてカメラを始めたばかりの私にも、通常のコンデジやスマホでは味わえない高画質な写真や一眼に近いボケ味のある写真が撮れたからです。

そして、今回キヤノンより1型センサー搭載のコンパクトシリーズ「PowerShot G9 X」が登場しました。私の勝手な判断ではありますが、このG9 Xは、いま紹介したRX100のライバル機に近いカメラではないかと感じています。

それは単純に価格の設定であったり液晶が固定式であったり、あくまでも高級コンデジというカテゴリーのエントリーモデルのような感じがするからです。

もちろんG9 Xは、先日発表されたばかりの機種なので、RX100にはない最新の技術を詰め込んできています。

G9XがRX100より優れている点は以下だと感じています。

・センサーが裏面照射型を搭載

タッチパネル液晶搭載

・起動時間が約1.4秒

・サイズ・重さ

・Wi-Fi/NFC機能搭載

G9 Xは、RX100シリーズのM2やM3に搭載されている高感度に強い裏面照射型センサーを搭載しています。

液晶面では、両者固定式ですがG9 Xはタッチパネルを採用しています。スマホユーザーからするとなじみやすい操作ではないかと感じます。またオートフォーカスもタッチで狙ったところに合わせられるのもポイントですね。

外観からいうとダイヤル部分の出っ張りがキヤノンらしいデザインでRX100はフラットにスッキリ納まってシンプルです。

G9 Xは、今流行の機能を確実に詰め込んできた、1型センサー高級コンデジとしては最もコンパクトで、なおかつ撮りたいものをいつもの手元から素早い起動で被写体を見逃さない、そんなカメラだと想像してしまいます。

最新の技術を投入してきたカメラで、高級コンデジのエントリーユーザーとしておススメのカメラだと感じます。

「RX100」VS「 G9 X」スペック比較

以下に、「RX100」と「G9 X」の簡単なスペックをまとめておくので参考にどうぞ。

RX100 G9 X
撮像素子
有効画素数 2090 万画素 約2020万画素
総画素数 2090 万画素 約2090万画素
センサー 1.0型”Exmor” CMOS 1.0型高感度CMOS(裏面照射型)
レンズ
焦点距離 28-100mm 28-84mm
開放F値 F1.8-F4.9 F2.0-F4.9
構成枚数 6群7枚 6群8枚
光学ズーム倍率 約3.6倍 約4.0倍
デジタルズーム倍率 約14倍 約6.0倍
撮影距離 AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

プログラムオート:AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

オート:5cm~∞(W)/35cm~∞(T)
マクロ:5cm~50cm(W)
基本仕様
ファインダー
液晶モニター 3.0型TFTカラー液晶(約122.9万ドット) 3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット)
タッチパネル
露出補正 ±3段(1/3段ステップ) ±3段(1/3段ステップ)
ISO感度 通常:ISO125~6400
拡張:ISO80、100、12800、25600
オート、ISO 125~12800
シャッタースピード おまかせオート(4-1/2000秒)

Pオート(1-1/2,000秒)

M(バルブ、30-1/2,000秒)

A優先(8-1/2,000秒)

S優先(30-1/2,000秒)

1~1/2000秒(撮影モード:オートモード)、
30~1/2000秒(撮影モード:Tv)、
BULB~1/2000秒(撮影モード:M)
絞り F1.8-F11 F2.0-F11
撮影機能
内蔵ストロボ
NDフィルター  別途取り付け可能
手ブレ補正 光学式 光学式
水準器
タイムラプス
セルフタイマー 10秒 / 2秒 2秒/5秒/カスタム
連続撮影 約10枚/秒 約6枚/秒
記録フォーマット JPEG/RAW JPEG/RAW(14ビット)
動画
動画撮影サイズ 1920×1080(フルHD) 1920×1080(フルHD)
記録方式 MP4/AVCHD MP4
フレームレート 60 60
本体機能
起動時間 約2.1秒 約1.4秒
Wi-Fi/NFC Eye-Fi対応
USB充電
バッテリー使用時間 約330枚  220枚

サイズ・重量

サイズ

(幅・高・奥行)

101.6 x 58.1 x 35.9mm 98.0×57.9×30.8mm
重量 約240g 約209g
参考価格 ¥ 37,363 ¥ 58,126

(スペックは各メーカーページ参照:RX100G9 X

※価格は2015年10月16日現在のAmazonを参考にしています。

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 光学3.6倍 DSC-RX100

「RX100M2」VS「G7 X」

DSC-RX100M29546B004

「RX100M2」VS「G7 X」について感じること

続いては、「サイバーショット RX100M2」と「PowerShot G7X」を比較します。コチラの2機種は既に発売から1年以上経過しているので、目新しい事を書くことはないですが、こちらも私から見るとライバル機のように感じるので比較してみます。

RX100M2は、実質2日間だけ使った事があります。それは先程紹介したRX100で不満を感じていたローアングルやハイアングルなどの撮影アングルを広げてくれる、45度動く可動液晶を搭載したからです。それ以外にも、暗いところにも強い裏面照射型センサー搭載や電子ビューファインダーなどを後付けできる「マルチインターフェースシュー」の搭載など進化を遂げましたが、RX100と比べて厚みと重量そして価格面とのバランスを考えると購入は結局見送るカタチとなりました。

対するG7 Xは、どうでしょうか?

これは今回紹介するキヤノンのカメラに言える事ですが、タッチパネル液晶が搭載されています。今のカメラでは当たり前となってきていて、普段スマホの操作に慣れているユーザーからすると、タッチパネルは便利です。特にAFは画面をタッチして狙ったところにピントを合わせることが可能です。そして、液晶の可動もG7 Xは180度回転して自撮りも可能な仕様です。

また、レンズの仕様も大きな特徴です。焦点距離は同じ24-100mmと広角側が広いのと望遠側でもF2.8と明るいのは素晴らしい仕様です。

サイズや重量は両者さほど変わりはないです。

RX100M2はUSB充電対応、G7 Xは今回紹介するカメラで唯一、USB充電未対応です。

「RX100M2」VS「G7 X」スペック比較

RX100M2 G7 X
撮像素子
有効画素数 2090 万画素 約2,020万画素
総画素数 2090 万画素 約2,090万画素
センサー 1.0型”ExmorR” CMOS

(裏面照射型)

1.0型高感度CMOS

(裏面照射型)

レンズ
焦点距離 28-100mm 24-100mm
開放F値 F1.8-F4.9 F2.0-F2.8
構成枚数 6群7枚 9群11枚
光学ズーム倍率 約3.6倍 約4.2倍
デジタルズーム倍率 約14倍 約4.0倍
撮影距離  AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

プログラムオート:AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

オート:5cm~∞(W)/40cm~∞(T)
マクロ:5cm~50cm(W)
基本仕様
ファインダー
液晶モニター 3.0型TFTカラー液晶(約122.9万ドット) 3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット)
液晶可動  マルチアングル45度 180度チルト液晶
タッチパネル
露出補正 ±3段(1/3段ステップ) ±3段(1/3段ステップ)
ISO感度 通常:ISO125~12800
拡張:ISO80、100、25600
オート、ISO 125~12800
シャッタースピード おまかせオート(4-1/2000秒)

Pオート(1-1/2,000秒)

M(バルブ、30-1/2,000秒)

A優先(8-1/2,000秒)

S優先(30-1/2,000秒)

1~1/2000秒(撮影モード:オート)、
15~1/2000秒(撮影モード:Tv)、
250~1/2000秒(撮影モード:M)
絞り F1.8-F11 F1.8-F11
撮影機能
内蔵ストロボ
NDフィルター  〇
手ブレ補正 光学式 光学式
水準器
タイムラプス
セルフタイマー 10秒 / 2秒 2秒/10秒/カスタム
連続撮影 約10枚/秒 約6.5枚/秒
記録フォーマット JPEG/RAW JPEG/RAW(12ビット)
動画
動画撮影サイズ 1920×1080(フルHD) 1920×1080(フルHD)
記録方式 MP4/AVCHD MP4
フレームレート 60 60
本体機能
起動時間 約2.1秒 約1.3秒
Wi-Fi/NFC
USB充電
バッテリー使用時間 約350枚  約210枚

サイズ・重量

サイズ

(幅・高・奥行き)

101.6 x 58.1 x 38.3mm 103.0×60.4×40.4mm
重量 約281g 約304g
参考価格 ¥ 59,000 ¥ 54,788

(スペックは各メーカーページ参照:RX100M2G7 X

※価格は2015年10月16日現在のAmazonを参考にしています。

「RX100M3」VS「G5 X」

DSC-RX100M3PowerShot_G5_X_2_xl

「RX100M3」VS「G5 X」について感じること

最後に「サイバーショット RX100M3」と「PowerShot G5 X」を見てみます。

この2機種を比較する理由は、1型センサー搭載でコンパクトながらEVFを搭載しているところに注目しました。RX100M4もEVFを搭載していますが、M4は動画性能を強化したモデルなので、今回は比較対象外としました。

RX100M3は、私にとって写真の楽しさを教えてくれたカメラと言っても過言ではありません。RX100を使っていて、晴天時の液晶の見にくさや、先程書いた、幅広いアングルでの撮影に対応が不利だったこともあり、EVF内蔵や液晶の可動、そしてタイムラプスがアプリでインストールできるようになったことなどトータルな面でRX100M3に買い替えました。

前モデルRX100M2からの進化をお伝えすると、画像処理エンジンの進化、内蔵EVF、レンズ構成が24-70mm F1.8-2.8、液晶が180度回転、早くなった起動などがあげられます。

写真以外にも動画やタイムラプスもよく私にとって、常に持ち歩き決定的瞬間や撮りたいと思ったシーンを撮れる本当にコンパクトでよくできたカメラです。

RX100シリーズは、レンズの以外は突起していないのでポケットにも収まりやすいし、カバンに入れてもかさばらないのがいい点です。

詳しくはコチラの記事も参考にしてみて下さい。

【レビュー】『SONY RX100M3』結局、一眼でなく高級コンデジを選ぶ!スマホより綺麗に撮れてミラーレスより身軽に

対してG5 Xはどうでしょうか?やはりポイントとなるのが、EVF内蔵ではないでしょうか。EVFはパワーショットGシリーズとして初めての内蔵タイプです。RX100M3より高精細な約236万ドット。これはRX100M4と同等のドット数です。またG5 XはEVFが高軸上にあり一眼レフユーザーにとっては使いやすい配置ですね。

レンズのスペックもRX100M3ユーザーに物足りない望遠側も100mmでF2.8のレンズを搭載しているところは羨ましく感じます。

そしてキヤノンのコンデジとしては珍しくバリアングルタイプの液晶を搭載し、タッチパネルにも対応しています。

デザイン面もRX100M3は、コンパクトサイズを重視している造りで若干操作しにくい面はありますが(私はコンパクト重視なのでRX100M3のデザインが好きです。)、G5 Xの場合は、各所にダイヤルを配置してカメラを構えながらもしっかり操作ができる内容になっているのではないかと感じます。

少しG7 Xと比較してみると、レンズやセンサーは同等ですが、先程お伝えした、EVF内蔵や各操作のダイヤルやホットシュー、液晶の形状の進化の違いがあります。

G5 Xは、まさに1型センサー搭載の本格的なカメラでキヤノンの高級コンデジ路線の力の入れ方を感じるカメラです。

「RX100M3」VS「G5 X」スペック比較

RX100M3 G5 X
撮像素子
有効画素数 2090 万画素 約2020万画素
総画素数 2090 万画素 約2090万画素
センサー 1.0型”ExmorR” CMOS

(裏面照射型)

1.0型高感度CMOS

(裏面照射型)

レンズ
焦点距離 24-70mm 24-100mm
開放F値 F1.8-F2.8 F2.0-F2.8
構成枚数 9群10枚 9群11枚
光学ズーム倍率 約2.9倍 約4.2倍
デジタルズーム倍率 約11倍 約8.4倍
撮影距離  AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

プログラムオート:AF約5cm-∞(W)、約55cm-∞(T)

オート:5cm~∞(W)/40cm~∞(T)
マクロ:5cm~50cm(W)
基本仕様
ファインダー 0.39型 電子式ビューファインダー

1,44万ドット

 0.39型 電子ビューファインダー

(約236万ドット)

液晶モニター 3.0型TFTカラー液晶(約122.9万ドット) 3.0型TFTカラー液晶(約104万ドット)
液晶可動  マルチアングル

上に約180度、下に約45度

バリアングルタイプ
タッチパネル
露出補正 ±3段(1/3段ステップ) ±3段(1/3段ステップ)
ISO感度 通常:ISO125~12800
拡張:ISO80、100、25600
オート、ISO 125~12800
シャッタースピード おまかせオート(4-1/2000秒)

Pオート(1-1/2,000秒)

M(バルブ、30-1/2,000秒)

A優先(8-1/2,000秒)

S優先(30-1/2,000秒)

1~1/2000秒(撮影モード:オートモード)、
30~1/2000秒(撮影モード:Tv)、
BULB~1/2000秒(撮影モード:M)
絞り F1.8-F11 F1.8-F11
撮影機能
内蔵ストロボ
NDフィルター  〇
手ブレ補正 光学式 光学式
水準器
タイムラプス 〇(アプリ:有料)
セルフタイマー 10秒 / 2秒 2秒/10秒/カスタム
連続撮影 約10枚/秒 約5.9枚/秒
記録フォーマット JPEG/RAW JPEG/RAW(14ビット)
動画
動画撮影サイズ 1920×1080(フルHD) 1920×1080(フルHD)
記録方式 XAVC-S/MP4/AVCHD MP4
フレームレート 60 60
本体機能
起動時間 約1.6秒 約1.4秒
Wi-Fi/NFC
USB充電  〇
バッテリー使用時間 約320枚  約215枚

サイズ・重量

サイズ

(幅・高・奥行き)

101.6×58.1×41.0 mm 112.4×76.4×44.2mm
重量 約290g 約377g
参考価格 ¥ 75,000 ¥ 89,230

(スペックは各メーカーページ参照:RX100M3G5 X

※価格は2015年10月16日現在のAmazonを参考にしています。

まとめ

冒頭でもお伝えしましたが、結構主観的な意見が入ったエントリーとなってしまいましたので、あくまでも参考程度に読んで頂ければと思います。

また、画質面に関しては私は基本的にRAWで撮影して後から気になれば編集するタイプなので、カメラ自体が使いやすく自分に合っていて気に入ればいいと思っているタイプなので、結構外観や使い勝手を重視するタイプです。

その結果、持ち運び重視の今はRX100M3の後継RX100M4を使っています。(RX100M3とRX100M4はデザインもサイズもほとんど違い無いからです)

両社の1型高級コンデジを比べてみると、やはりソニーは毎年新しいスペックで投入してきているので、RX100M3が優位な面もあります。

キヤノンは、ソニーと比べると、レンズの仕様が望遠側が強い印象があり、タッチパネル液晶も強い味方です。またG5 Xは、カメラの操作性を追及したコンデジだと感じます。

キヤノンからも1型センサー搭載の高級コンデジがラインアップを増やし、今後、コンパクトデジカメは1型センサーが当たり前になるような感じがします。

そうなると、さらに大型センサー搭載のコンデジもどんどん増えてきそうな感じもします。

コチラの記事もどうぞ!

2019年 国内メーカー「高級コンデジ(ハイエンドコンデジ)」 まとめ

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趣味で神戸を中心に関西周辺の写真やタイムラプスや動画を撮っています。 SONYのカメラとiPhoneを愛用しています。 【最近のお問い合わせ事例】 ・タイムラプスの撮影依頼 ・夜景撮影の依頼 ・室内写真の撮影依頼
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